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GIA 4Cダイヤモンド ブログ

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ダイヤモンドの婚約指輪を購入するための10のヒント

完璧なダイヤモンドの婚約指輪をお探しですか? ダイヤモンドの品質についての4Cや、金属の特性、セッティングのスタイルなどを知っておく必要があります。

以下の婚約指輪を購入するための10のヒントを参考にして、賢くお買い物をしてください。

  1. 4Cについて学ぶ
  2. ダイヤモンドの形とカット スタイルについて学ぶ
  3. ダイヤモンドを異なる照明条件で見る
  4. バンドに使う金属を選ぶ
  5. セッティングを選ぶ
  6. サイドストーンを検討する
  7. スタイル、モチーフ、トレンドを理解する
  8. リング サイズの測定
  9. 評判の高い宝石商を選ぶ
  10. ダイヤモンド グレーディング レポートを入手する

これらのダイヤモンドのカット グレードは、プア、グッド、エクセレント(左から右)である。 写真:Kevin Schumacher/ GIA

1. 4Cについて学ぶ

ダイヤモンドの婚約指輪購入のための最初のヒントは、4Cカラークラリティカットカラット重量)について学ぶことです。 GIAによって作成された4Cは、ダイヤモンドの品質を評価する国際基準であり、ダイヤモンドを比較する際に役立ちます。

4Cについて簡潔にまとめると:

  • カラー: カラーはDからZのスケールでグレーディングされ、Dはダイヤモンドが完全に無色、Zはダイヤモンドがライト イエローまたはライト ブラウンであることを意味します。 この色範囲では、無色に近いほど、そのダイヤモンドは希少で価値が高くなります。
  • クラリティ:ダイヤモンドのクラリティは、インクルージョンと呼ばれる内部の特徴やブレミッシュと呼ばれる表面の傷が無いことを表します。 クラリティは、フローレスからインクルーデッドまでのスケールでグレーディングされます。
  • カット:ダイヤモンドのカットの品質によって、ダイヤモンドがどれだけ光と相互に作用するかが決まります。 ダイヤモンドのプロポーション、シンメトリー、ポリッシュ によって、その輝き(ブリリアンス)、シンチレーション(煌めき)、ファイア(閃光色)が決まります。
  • カラット重量:ダイヤモンドのカラット重量は、ダイヤモンドの見た目の大きさに表れます。 一般的に、他のCが同等である場合、カラット重量が大きいほど、ダイヤモンドは希少で価値が高くなります。

4Cについてご理解いただいたところで、次のステップとして、「私にとって一番大切なCはどれだろう?」とご自身に問いかけてみてください。4Cの中から優先順位を決めることで、どのようなダイヤモンドを探すべきか無駄なく焦点を絞ることができます。 また、ご自分がどのCによりお金をかけたいのか、どのCは妥協してもよいのかがわかるため、予算を考慮する際に役立ちます。

ファンシー ダイヤモンドの様々なシェイプとカット

ここにあげるファンシー ダイヤモンドの形は、左から右にクッション カット、スクエア エメラルド カット(別名アッシャー カット)、エメラルド カット、ラディアント カット、オーバル(楕円形)カット、マーキス カット、ペア カット。 写真:Robert Weldon/GIA

2. ダイヤモンドの形とカット スタイルについて学ぶ

婚約指輪を購入する前に、ダイヤモンドの形とカッティング スタイルの違いを理解する必要があります。 ダイヤモンドのシェイプとは、フェイスアップで見たときの石の輪郭を指します。 最も人気が高いダイヤモンドの形はラウンドですが、 ファンシー シェイプとして知られているマーキス、ペア、オーバルレクタングル、スクエアハートなど、他にも様々な形があります。

*ヒント:ラウンド ブリリアント カットのダイヤモンドは、あらゆる形とカット スタイルの中で最も高価になる傾向があります。 ファンシー シェイプは、お金を節約し、ユニークなセンター ストーンを選ぶのに最適です。

カットのスタイルとは、ダイヤモンドのファセットの配置を指します。 ブリリアント カットはダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すことから人気があります。 ブリリアント カットは、ラウンド、オーバル、スクエア(プリンセス カット)、マーキスなど、あらゆる形に使用されます。 これまでで最も人気のある形とカットの組み合わせは、57または58のファセットを持つラウンド ブリリアント カットです。

ステップ カットも人気の高いカット スタイルです。 ステップ カットは長く均整のとれたラインを呈し、エレガントで洗練された輝きを放ちます。 人気のあるステップ カットはエメラルド カットです。これは、同心の列に並んだ平行なファセットに、角が隅切りされた正方形または長方形の形です。 それとは対照的に、ラディアント カットのダイヤモンドも四角形や長方形ですが、カットはブリリアント スタイルになります。

*ヒント:ステップ カットでは色とクラリティがよりよく見える傾向がありますが、ブリリアント カットは色とインクルージョンを隠すのに適しています。 ステップ カットのダイヤモンドを購入する場合は、色とクラリティのグレードが高いものを検討しましょう。

エメラルド カットのダイヤモンドは輝きよりもむしろ、そのエレガントで、きらりと光る「鏡の間」のような効果で評価されている。 提供:Alrosa(アルロサ)

3. ダイヤモンドを異なる照明条件で見る

日中の光、蛍光灯、スポットライトなど、ダイヤモンドの見え方は照明条件により大きく異なります。 多くの宝石商は、ダイヤモンドのブリリアンスとファイアを引き出し、ほとんどのダイヤモンドがまばゆい輝きを放つように見える、白いスポットライトを使用します。 しかし、日常生活では、このようなドラマチックな照明があることはめったにありません。 屋外の明るい場所や影のある場所、職場の拡散した蛍光灯の下、ほとんどの家庭で使用されている一般的な暖かみのある拡散した照明の下など、通常の照明条件下でダイヤモンドがどのように見えるかを必ず確認してください。

蛍光灯はダイヤモンドの輝きを引き出し、白熱灯はダイヤモンドのファイアを引き立てることを覚えておきましょう。

蛍光灯と白熱灯を同時に使用すると、ダイヤモンドの輝きとファイアの両方を見せるのに最適である。 提供:Alrosa(アルロサ)

4. バンドに使う金属を選ぶ

ジュエリーに使用するのに人気の高い金属には、イエロー ゴールド、ローズ ゴールド、ホワイト ゴールド、プラチナなどがあります。 ゴールドとプラチナは特性が異なります。 これらの金属の色によってジュエリーの見た目が変わり、リングの宝石の色も違って見えることがあります。

金属の種類:
イエロー ゴールドは伝統的なものであり、 何千年もの間、宝飾品に使用されています。 その色と希少性、そして光沢(物質の表面が光を反射する様子)により人々を魅了します。 不純物が含まれていない金は柔らかいため、通常は他の金属と合金にします。 カラット(Karat)は金の純度を示す用語で、24に分割されています。 純度75%の金、つまり18Kゴールドとは、18が金で6が他の金属である合金であることを意味します。 アメリカで最も人気の高い純度である14Kゴールドは、14が金で10が他の金属となります。

*ヒント:金の含有量が多い金属は色が濃く、重く、柔らかく(へこんだり、傷がつきやすい)、価格も高くなります。

ローズ ゴールドは、何年もの間、人気を博しており、 レトロ時代(1935年~1950年代)には婚約指輪によく使われていました。 ローズ ゴールドは通常、金を銅と銀で合金して作られるため、温かみのあるピンクがかった色調が生まれます。 製造業社は独自の配合を企業秘密としています。

Rahaminov Diamonds(ラハミノフ ダイヤモンド)のMoval Collection。 合計5.31カラットのダイヤモンドをあしらった18Kローズ ゴールドのリング。

ホワイト ゴールドは、純金とニッケルまたはパラジウムなどの白い金属を合金して作られます。 美しく、耐久性も高い婚約指輪の選択肢です。 ホワイトゴールドは通常、より白く仕上げるためにプラチナグループの金属であるロジウムでコーティングされます。 これは時間の経過とともにすり減ることがあります。 通常、ホワイト ゴールドのジュエリーは再度コーティングをする必要があります。そうしないと、下にあるホワイト ゴールドのわずかに黄色がかった色が透けて見えてしまうことがあります。 ただし、これは簡単で比較的安価に行えるので、最寄りの宝石商にこのサービスについてお問い合わせすることをおすすめします。

プラチナは、わずかにグレーがかった白い金属であり、耐久性と耐腐食性において非常に優れている。 プラチナは純粋な状態では軟らかいため、通常はイリジウムやルテニウムなど他の白金族金属と合金にされる。 提供:Rahaminov (ラハミノフ)

米国連邦取引委員会は、少なくとも95%のプラチナ(合金5%)を含むジュエリーのみを「プラチナ」と表記することができ、その他のプラチナ合金は、連邦取引委員会のガイドラインに従って表記されるとしています。 一般的にプラチナはゴールドより高価ですが、金属アレルギーが起こりにくく、より耐久性に優れています。

金属の色が宝石の色に与える影響

ホワイト ゴールドとプラチナは、ダイヤモンドの無色度を引き立てるため、GIAカラー スケールのDからJの範囲の、無色またはほぼ無色のグレードのダイヤモンドに最適です。

金属の色はダイヤモンド全体に反射します。 無色のダイヤモンドをイエローのプロングにセットすると、ダイヤモンドの外観が黄色がかって見えてしまうことがあります。 ゴールドやローズ ゴールドのセッティングは、宝石の色を引き立てるため、カラー グレードの低いダイヤモンドやカラー ダイヤモンド、カラー ストーンに効果的である傾向があります。 ダイヤモンドが顕著に黄色または茶色がかっている場合、ホワイト ゴールドまたはプラチナのセッティングによりコントラストが生み出され、逆に石の色が強調される可能性があります。

イエロー ゴールドまたはローズ ゴールドの色がお気に入りならば、ホワイト ゴールドまたはプラチナのプロングやベゼルを使用してダイヤモンドをセットし、イエロー ゴールドまたはローズ ゴールドのバンドと組み合わせてみましょう。 こうすることで、お望みのスタイルでありながらもダイヤモンドをより無色に見せることができます。

このリングのダイヤモンドは、無色であることを引き立てるようにプラチナにセットされている。 ローズ ゴールドのバンドが編み込まれ、コントラストを作り出している。 提供:Sylvie Collection(シルヴィ コレクション)

5. セッティングを選ぶ

ジュエリーに使用されているダイヤモンドは、セッティングによって固定されます。 セッティングには2つの役割があります。ダイヤモンドをその場所に固定することと、破損から保護することです。 セッティング方法により、保護の度合いが異なります。

人気の高いセッティングは次の2種類です。

  1. プロング:ダイヤモンドを4つから6つのプロング(細い金属のサポート、いわゆる爪)で固定します。爪留めとも言います。 プロングは、クラシックな外観にするために上部を丸くしたり、エッジの効いたモダンな外観にするために鋭くしたり(カギ爪)することができます。 6本爪はラウンド ブリリアント ダイヤモンドをより丸く見せます。また、ダイヤモンドをしっかりと固定します。 4本爪は、ラウンドのダイヤモンドをわずかに四角のように見せることができ、ダイヤモンドをカバーする表面がやや少なくなります。 プロング セッティング(爪留め)にはさまざまな種類があり、ソリティアやスリーストーンなどのさまざまなリング スタイルに使用できます。

このソリティア婚約指輪では、6本爪のプロング セッティングが、ダイヤモンドをより安全に固定している。 提供:JK & Co Jewelers(JK & Coジュエラーズ)

  1. ベゼル:ベゼル セッティング(覆輪留め)は、ダイヤモンドを保護するのに最適なスタイルです。 このスタイルでは、ダイヤモンドを固定するために、薄く細長い金属片をダイヤモンドの周囲全体に押し付けたり、打ち付けたりします。 このため、ダイヤモンドが横から見えないことになりますが、手袋に引っかかる可能性のある爪がなく(看護師にとって最適)、石の角がしっかりと保護されているということになります。 ベゼル セッティングは、プリンセス カットやマーキス カットのダイヤモンドなど、欠けやすい鋭い先端を持つダイヤモンドに最適です。

プリンセス カットのダイヤモンドがベゼル セットされたリング。ラティスワーク(透かし細工)とミル打ちによるヘイローに囲まれている。

6. サイドストーンを検討する

サイドストーンは婚約指輪をまばゆいばかりに引き立て、大きく見せてくれます。 リングをスリーストーンのリングにしたり、リングのシャンクに沿ってチャネル、パヴェ、またはビーズ セットのダイヤモンドなどのヘイローを追加したり、カラー ストーンや誕生石を追加したりするのが人気を集めています。 ダイヤモンドのサイド ストーンを加える場合は、4Cの品質がセンターストーンと同様のものを選びましょう。 複数の石を調和させたい場合は、同様のカラー グレードを持つサイド ストーンを選ぶことが特に重要となります。

エメラルドは5月の誕生石。 ペア シェイプのエメラルドによってこのリングの外観がユニークなものになり、ダイヤモンドのヘイローが贅沢な仕上がりを加えている。 写真:Ziva(ジバ)

スリーストーン リング:スリーストーン リングは、トリニティ リングまたはトリロジー リングとも呼ばれ、友情、愛、忠誠 または過去、現在、未来を象徴します。 ロマンチックな意味合いを付け足すために、誕生石を使用して個性を加えることもできます。

サファイアは9月の誕生石。 忠誠心と高貴さを象徴し、色のコントラストにより中央にあるダイヤモンドを際立たせている。 提供:Omi Privé(オミ プリヴェ)

ヘイロー セッティング:センター ストーンの周囲とシャンクにメレー ダイヤモンドを追加すると、センター ストーンが大きく見え、婚約指輪にさらに煌めきを加えます。 ほとんどのリングはシングルまたはダブルのヘイローですが、追加できるヘイローの数に制限はありません。

0.42カラットのマーキス カットのピンク ダイヤモンドのセンター ストーンが特徴のリング。ピンクとホワイトのラウンド ブリリアント ダイヤモンドのトリプル ヘイローにセットされている。 トリプル ヘイローによりリング全体がかなり大きく見え、さらにメレー ダイヤモンドがセットされたスプリット ショルダー バンドも同じ効果を出している。 提供:Yael Designs(イール デザイン)

クラスター セッティング:クラスター セッティングは、比較的手頃な価格で煌めきを最大限に見せることができます。 小さいダイヤモンドは大きいダイヤモンドよりも安価で、1つの大きなダイヤモンドに見えるようにセットできます。 また、小さなダイヤモンドはユニークなデザインで配置することもできます。

このクラスター スタイルのリングは、中央に小さなダイヤモンドがあしらわれ、その周囲に小さなダイヤモンドがヘイロー セットされて花のモチーフを作り出す。 多くのダイヤモンドを加えることによりこのリングのサイズが劇的に大きくなり、全体的にさらなる煌めきを与えている。 提供:Kat Florence Atelier(Kat Florence アトリエ)

7. スタイルとトレンドを理解する

ヴィンテージ、モダン、タイムレス、ボヘミアン、ロマンチックなど、どのようなスタイルのリングをお探しですか? 興味のある時代やモチーフを理解したり、個性的なタッチを加えて他の方のリングとは一線を画すリングにしましょう。

2.02カラットのカラー グレードDのインターナリー フローレス ダイヤモンドを特徴とする1900年代初期のベル エポック リング。ミル打ちのプラチナにセットされたオールド ヨーロピアン カットのダイヤモンドがその周りにあしらわれている。 提供:Lang Antiques(ラング アンティーク)

ヴィンテージとモダン ヴィンテージ:ヴィンテージ スタイルが復活しています。このスタイルに飽きることは決してないのかもしれません。 エドワード朝様式の婚約指輪には、渦巻き模様、ミル打ち、彫刻などのヴィンテージのモチーフを選びましょう。 多くのセッティング スタイルには豊富な意味があります。 フランス語で「あなたと私」という意味のトワエモワ リングは、何世紀もの間人気を博しています。 このリングは、カップルの結びつきを表す2つの宝石が付いているのを特徴とします。 このモチーフは、ナポレオンがのちの皇后ジョセフィーヌにサファイアとダイヤモンドのトワ エ モワ リングを贈ったことで有名になりました。

ナポレオン ボナパルトは、1796年にこのダイヤモンドとサファイアのトワ エ モア婚約指輪をジョセフィーヌ ド ボアルネにプレゼントした。 写真:PATRICK KOVARIK/AFP/Getty Images(ゲッティイメージズ)

このモダンなトワ エ モワ リングは、4.06カラットのペア シェイプのファンシーブラウニッシュ イエロー ダイヤモンドと3.02カラットのペア シェイプのカラーレス ダイヤモンドを特徴としている。 イエロー ダイヤモンドはイエロー ゴールドにセットされ、無色のダイヤモンドはホワイト ゴールドにセットされていることに注目。 提供: 1stdibs.com

年代物のジュエリーをお探しでしたら、アール デコ スタイルの婚約指輪アール ヌーボー スタイルの婚約指輪を検討してみてはいかがでしょうか。 ローズ カットやオールド マイン カットなどの古いカット スタイルのダイヤモンドもおすすめします。

このリングはローズ カットのダイヤモンド3個とサファイアのメレーを特徴としている。 ローズカットのダイヤモンドにより、懐かしいヴィンテージな外観が生まれる。 提供:Shelly Purdy Studio(Shelly Purdy スタジオ)

ハートのリング:ハートのモチーフは中世の時代から人気があり、引き続きスタイリッシュなデザインとされています。 ハート型のダイヤモンドは愛を象徴するだけでなく、ほとんどの場合、ラウンド ブリリアント ダイヤモンドよりも手頃な価格で販売されています。 ハートのリングは間違いなく目立つユニークなスタイルです。

このリングはハート型のイエロー ダイヤモンドとイエロー ダイヤモンドのヘイロー、スプリット ショルダー シャンクが特徴。 提供:1stdibs.com.

ボヘミアン リング:ボヘミアン スタイルのリングは、幾何学的なダイヤモンド カット、ブラック ダイヤモンド、オープン シェイプのリングなど、予想外の宝石の形、セッティング スタイル、シルエットを組み合わせます。 エッジの効いたものもあれば、ロマンチックなものもあります。

シェブロン型(山型)のバンドの下に1.25カラットのペア シェイプのダイヤモンドがセットされているローズ ゴールドのリング。 ペア シェイプのダイヤモンドとシェブロンがこのリングにヴィンテージ感を与える一方で、 カギ爪と吊り下げられたルックスは明らかにモダン。 提供:Brilliant Earth(ブリリアント アース)

婚約指輪と結婚指輪の重ねづけ:ダイヤモンドの婚約指輪を結婚指輪と一緒に着用されますか? シルエットが調和し、2つのリングがぴったりとフィットすることを確認しましょう。 婚約指輪のデザインとうまく合わせるために、複数の指輪を重ねづけするのが今のトレンドです。

オーダーメイドの重ねづけ用の婚約指輪。オパール、アクアマリン、サファイアに囲まれたダイヤモンドを特徴とする。 提供:Maggi Simpkins Designs(Maggi Simpkins デザインズ)

オーダーメイドのリング:パーソナライズすることで、リングがユニークで思い出に残るものになります。 お二人の人生における特別な瞬間を祝うためのオリジナルのリングとして、あつらえの婚約指輪を検討してみてはいかがでしょうか。

8. リング サイズの測定

ダイヤモンドを選び、リングのスタイルを決めたら、次のステップは着用する方のリング サイズを測ることです。 リング サイズを測るのに最適な方法は、リング サイザーを使用することです。リング サイザーとは、さまざまなサイズのプラスチック製または金属製のリングのセットで、これを試して測定できます。 宝石店にはリング サイザーがあり、ぴったり合うものを見つけるお手伝いをしてくれます。 婚約指輪を注文することを内緒にしたい場合は、婚約者がすでに持っているリングを借りて、リングのサイズを推測してみましょう。 リングの内側を紙に写し取ります。 また、自分の指のどれか1本に指輪をはめて滑らせ、それが止まったところで線を引くという方法もあります。 宝石商は、リング サイズを推測するお手伝いができます。 リング サイズは指によって異なるため、この方法ではおおよそのサイズしかわかりません。

幸いなことに、1~2サイズならほとんどのリングは簡単に大きくしたり小さくしたりできます。 それ以上のサイズの変更は、リングのスタイルによっては難しい場合があります。 ソリティア リングはサイズを簡単に調整できますが、パヴェ セットやビーズ セットのダイヤモンド、その他のディテールがバンドに施されたリングの場合は、サイズの調整に手間がかかります。

知識が豊富で認定を受けた宝石商を選ぶと、決断しやすくなるだろう。 写真:andresr/E+/Getty Images(ゲッティイメージズ)。

9. 評判の高い宝石商を選ぶ

婚約指輪は重要なお買い物であるため、信頼のできる宝石商から購入することをおすすめします。 宝石商は専門的な研修によって知識を備え、質問に対応し、明確でわかりやすい言葉でダイヤモンドの購入の仕方について説明できなければなりません。 助言として、まずはGIA グラジュエイト ジェモロジスト(GG)やアプライド ジュエリー プロフェッショナル(Applied Jewelry Professional、AJP)のディプロマ プログラムといった、認知度が高く国際的に認められているプログラムを修了した宝石商を探しましょう。 ご自身のダイヤモンド購入にあたってのパーソナルガイドとして、教育を受けている宝石商は、ダイヤモンド品質を表す4Cを説明できるだけでなく、見た目には同じように見えるダイヤモンドの違いを明らかにしてくれます。 そのような宝石商は、予算に合わせて複数のダイヤモンドを比べるよう勧めてくれるでしょう。 GIAの小売業者検索は、GIAでグレーディングされたダイヤモンドの取り扱いのある、またはGIAより研修を受けたスタッフのいる最寄りの宝石商を検索する際に役立ちます。

 GIAの小売業者検索では、GIAでグレーディングされたダイヤモンドを扱っている、またはGIAの研修を受けたスタッフのいる最寄りの宝石商をすばやく簡単に見つけることができます。

10. ダイヤモンド グレーディング レポートを入手する

GIAのような独立した科学研究所が発行するダイヤモンド グレーディング レポートは、重要な情報が記載されているだけではありません。 GIAのレポートが付いているダイヤモンドを購入すると、そのダイヤモンドの個別の特徴と品質が確認できます。 ダイヤモンドが天然かどうか、また何らかの処理が行われているかどうかを確認できるのです。 GIAダイヤモンド グレーディング レポートは、ダイヤモンドの婚約指輪に保険をかける場合に鑑定士がダイヤモンドの価値を判断するためにも使用されます。

GIAはダイヤモンドに関する豊富な知識を備えています。 GIAは、ダイヤモンドの品質を表す4Cを開発し、ダイヤモンドのグレーディングに世界的に使用されている GIAインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を確立しました。 有名な博物館やオークション ハウスは、最高級の宝物の評価をGIAに依頼しており、GIAのレポートは国際的に認められています。 GIAは、世界的に有名なダイヤモンドのグレーディングに注ぐ情熱と精度を、あなたのダイヤモンドを含むすべてのダイヤモンドのグレーディングにも注ぎ込んでいます。 GIAの専門知識は、GIA ダイヤモンド ドシエから GIA ダイヤモンド オリジン レポートに至るまで、さまざまなダイヤモンド レポートに反映されています。 それぞれのレポートからダイヤモンドについて何を学べるかを理解し、ダイヤモンドを購入する際にはご自分に必要なレポートを入手しましょう。

GIAダイヤモンド グレーディング レポートを入手すると、購入するダイヤモンドの個別の特徴と品質を理解することができる。

ダイヤモンド品質を表す4Cの歴史

4C-一人の男の考案から始まった

今日よく知られる4Cという用語は1940年代初頭、GIAの創設者であるRobert M. Shipley
により考案されました。小売宝石商であったShipleyはアメリカの宝石業界を専門化するために懸命に取り組みました。彼は宝石商に正式な研修を提供するために、GIAを設立し、宝石を売買する際の知識、倫理、基準の向上を根気強く提唱しました。 (さらに…)

オーバルシェイプ・ダイヤモンドの魅力

オーバルシェイプのダイヤモンドは縦長の丸みのある形で控えめな上品さを連想させますが、一風変わっています。 ブリリアントスタイルにファセットカットされると、ファイアーがラウンドブリリアントのダイヤモンドに匹敵します。 では、完璧なオーバルシェイプのダイヤモンドを選ぶ準備をしましょう。 (さらに…)

GIA ダイヤモンドグレーディングレポート:ダイヤモンドのカラット重量を理解する

ダイヤモンドを購入する場合、カラット重量は考慮に入れるべき重要事項の一つと言えるでしょう。 簡単な測定結果のように見えますが、単なる数字というだけではありません。 知っておくべき重要な情報はこちらです。 (さらに…)

本物のダイヤモンドとは?

本物のダイヤモンドとは?

プロのジェモロジストがダイヤモンドを「本物のダイヤモンド」と呼んだり、あるいはどんな素材でも「本物」という言葉を使って表したりすることは、あまり聞かないでしょう。 賢い消費者という印象を与えたいならば、違う表現を使う必要があります。 (さらに…)

ダイヤモンド類似石とは?

ダイヤモンドに似せた石、すなわちダイヤモンド類似石は、ダイヤモンドのように見えますが、化学特性、物理特性、光学特性がダイヤモンドと同じではありません。ダイヤモンド類似石を購入する場合は、手に入れようとしている石のユニークな特性を理解しておきましょう。
(さらに…)

ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける方法

ダイヤモンドが本物であるかどうかを知る方法について、インターネット上でたくさんのアドバイスを見ることができますが、誤った情報も多く、紹介されている方法の中には宝石を損傷させてしまうものもあります。この先をお読みになり、ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける最善の方法を学びましょう。

最後までお読みになれなくてもこれだけは知っておいていただきたい、ということで、結論から始めましょう。ダイヤモンドの真贋を判定する最も信頼できる方法は、訓練されたジェモロジストに相談するか、独立した宝石研究所に送って分析を依頼することです。

GIAのようなラボでは、天然ダイヤモンドとダイヤモンド類似石(あるいは模造石)合成ダイヤモンドとを識別し、さらにダイヤモンドの処理の看破を行う専門知識と技術を有しています。

お手持ちのダイヤモンドにGIAダイヤモンド グレーディング レポートあるいはGIAダイヤモンド ドシエ®といったGIAのダイヤモンド レポートが既に付属しているのなら、そのダイヤモンドは本物です。それらのレポートはダイヤモンドを鑑別するだけでなく、ダイヤモンドの品質について4C(カラークラリティカットカラット ウエイト)に基づく偏りのない評価を提示してくれます。また、このレポートにはダイヤモンドのカラーの見え方あるいはクラリティを改善するために行われた可能性がある処理も開示されています。

ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける方法:GIA ダイヤモンド グレーディング レポートおよびダイヤモンド ドシエ®

お手持ちのダイヤモンドにGIAダイヤモンド グレーディング レポート(上)あるいはGIAダイヤモンド ドシエ®(下)といったGIAのダイヤモンド レポートが付属していれば、そのダイヤモンドが本物であることが分かる。これらのレポートは、本物のダイヤモンドについてのみ発行される。

GIAのオンライン データベースである、GIAレポート チェックにダイヤモンドのレポート番号を入力してご自分のダイヤモンドのレポートを確認し、グレードの詳細を閲覧することもできます。

GIAダイヤモンド グレーディング レポートを取得するには?

GIAレポートをお持ちでなく、取得を希望される場合は、お近くの宝石商に石をGIAに送るように依頼することができます。宝石商は発送方法や保険の要件に精通しており、作成されたGIAレポートがあなたのお手元に届けばその内容を説明してくれるはずです。お近くの宝石商を見つけましょう

自分でできるダイヤモンド検査 – 迷信と事実

ここまでお読みいただいたところで、あなたはまだ、もっと「簡単」にできる方法があるのではないかと思われることでしょう。ここで、私たちがオンライン上で見つけた検査方法の一部と、それらを避けるべき理由をご紹介します!

ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける方法:天然ダイヤモンドとダイヤモンド模造石の一覧

天然ダイヤモンドと様々なダイヤモンド類似石。上段(左から右):天然ダイヤモンド、合成ルチル、ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)、合成スピネル。下段(左から右)チタン酸ストロンチウム、合成コランダム、イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)、無色ジルコン。写真:Robert Weldon/GIA、

迷信:宝石商が使うルーペを使って石を検査すること。本物のダイヤモンドにはインクルージョンがあり、「偽物」のダイヤモンドは完璧であるはずだ。

事実:ほとんどの消費者にとって、ルーペを使ってインクルージョンを見つけるのは難しいことです。ダイヤモンドを見た経験がいくらかなければ、反射とファセット稜線により、小さなインクルージョンを見ることができない可能性があります。また、ダイヤモンドがフローレスの場合は、インクルージョンがありません!

自然の産物であるダイヤモンドですので、そのほとんどにインクルージョンが含まれていることは事実ですが、模造ダイヤモンドは天然であれ合成であれ、インクルージョンを含まないというのは迷信です。インクルージョンは、宝石の結晶成長プロセスの結果により生じるものです。実際、インクルージョンは、ジェモロジストが天然宝石と合成宝石を区別するのに役立つこともあります。また、ガラスの模造石は気泡を有することがあり、訓練を受けていない人にはこれが天然のインクルージョンのように見えることもあります。

一般の消費者が見た際に、ダイヤモンドのように見える可能性のある天然石には、無色のサファイア、無色のトパーズ、無色のジルコンなどがあります。

ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける方法:天然ダイヤモンドと合成モアッサナイト

天然ダイヤモンド(左上)と、小さな6石のニアカラーレスからグリーニッシュのカラー範囲のラボで製造したモアッサナイト。
写真:Robert Weldon/GIA

多くの天然石には、合成石の(すなわち、ラボで製造された)対応物が存在します。こうした人工素材は、天然宝石と本質的に同じ化学組成、結晶構造、光学的および物理的特性を持っています。

これらの人工宝石の中には、合成ルチル、無色の合成スピネル、無色の合成サファイアのようにダイヤモンドを模倣するために使われるものがあります。また、対応物としての天然宝石が存在しない人工ダイヤモンドの模造石もあります。これらは実験室で作り出された全くの人工物で、YAG(イットリウム アルミニウム ガーネット)、GGG(ガドリニウム ガリウム ガーネット)、CZ(合成キュービックジ ルコニア)、合成モアッサナイトなどがあります。

ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける方法:2つの合成(ラボで製造された)ダイヤモンド。

GIAがグレーディングした、合成ダイヤモンド2点。左の0.39カラット(ct)は、カラーF、クラリティVVS2とグレーディングされた。右の0.83ctのダイヤモンドは、カラーJ、クラリティVVS2とグレーディングされた。写真:Jian Xin (Jae) Liao/GIA

合成ダイヤモンドは模造石ではありません。
本物のダイヤモンドです。

合成ダイヤモンドも人工物で、天然ダイヤモンドと同じ特性を持っています。合成ダイヤモンドは本物のダイヤモンドです。しかしながら、ラボで製造されたダイヤモンドと天然ダイヤモンドとの価格の違いはかなり大きくなります。ルーペで覗くだけでは、合成ダイヤモンドを見分けることはできません。唯一の方法は、ラボで検査することです。

ファセット稜線に沿ってアブレージョン(摩耗)のあるダイヤモンド

よく言われている迷信に反して、本物のダイヤモンドは鋭いエッジを持っているとは限らない。ダイヤモンドはアブレージョン(磨耗)を示すことがある。ファセット稜線に沿った微小なニックの連なりによって、ダイヤモンドのエッジは白い、あるいはぼやけた外観となる。このクラリティ特徴は、GIAダイヤモンド グレーディング レポートに記載される。写真:Mitchell Moore/GIA

迷信:本物のダイヤモンドには「鋭いエッジ」があるが「偽物の」ダイヤモンドにはない。

事実:このことはプラスチック(および一部のガラス)のような金型で作られた模造石にのみ当てはまります。天然ダイヤモンドには鋭いエッジがありますが、合成ダイヤモンドや、ダイヤモンドを模倣するために使用されるいかなる宝石素材でも同様です。さらに、天然でも合成でも、あらゆる宝石に破損または損耗や割れ目によって生じたファセット稜線(2つのファセットが交差する線)の磨耗が見られることがあります。

ダイヤモンドが本物かどうかを見分ける方法:オールドマイン カット ダイヤモンドを使った、アンティークのビクトリア朝のイヤリング

アンティークジュエリーをよくご存知でなければ、これらの1860年代頃のビクトリア朝のゴールドとシルバーのイヤリングのセッティングは、最高品質のようには思えないかもしれない。しかし、セッティングだけを見て宝石の価値がないと判断するのは早すぎる。このイヤリングには、総重量11.94カラットの一対のオールドマイン カット ダイヤモンドが使われている。写真:David Behl 著作権:Janet MavecとGIA

迷信:使われている金属とセッティングで本物のダイヤモンドを見分けることができる。

事実:天然ダイヤモンドは金やプラチナにセットされることが多いのですが、金属だけでは決定的な手掛かりにはなりません。金とプラチナの価格が高いため、今日ではダイヤモンドは銀にセットされることもあります。アンティーク ジュエリーの中にはダイヤモンドに金と銀を混同したセッティングを使っているものもあります。

セッティングのスタイルも良い手掛かりにはなりません。ダイヤモンドは様々な台座にセットされます。そしてセッティングの質が悪いことは、ダイヤモンドが本物でないことを必ずしも意味するものではありません。セッティングの質は、一般的な損耗や割れ、あるいは経験の浅い宝石商によって行われた作業の結果に過ぎないこともあります。

迷信:宝石を紙やすりでこすると、ダイヤモンドならば傷がつかない。

事実:これは破壊検査であり、絶対に試してはいけません!紙やすりの砥粒は通常モース スケールで7〜9の硬度を持つため、その砥粒より軟らかい素材に紙やすりを使用すると損傷します。石がセットされている場合、金属を傷つけるリスクがあるだけでなく、宝石の表面を磨耗し、その価値を減少させてしまいます。

迷信:フォグ テストとして、宝石に息を吹きかけ、本物のダイヤモンドならば曇らない。

事実:この検査では常に同じ結果が示されるとは限りません。インターネットのアドバイスでは、結果を見るために宝石にどれだけ長く息を吹きかける必要があるかを教えてくれません。実際に曇りを見ることができるように、宝石の表面積がどれくらい大きくなければならないかも示されていません。また、合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドはまったく同じように反応します。周囲の湿度が結果に影響することもあります。

ラウンド ブリリアント カット天然ダイヤモンドの婚約指輪(左)とエメラルド カット天然ダイヤモンドの婚約指輪(右)。

カッティングスタイルは、ダイヤモンドの視覚的な外観に影響を与えることがある。ラウンド ブリリアント カットの天然ダイヤモンド(上)はエメラルド カットの天然ダイヤモンド(下)より輝いて見える。ダイヤモンドは両方ともプラチナにセットされている。提供: JK & Co. Jewelers

迷信:きらめきがあるならば、本物のダイヤモンドに違いない。

事実:多くの消費者は、ファセットされた宝石の光との相互作用の視覚的な効果全体を表す際に、ごく一般的な表現として「きらめき(スパークル)」という言葉を使用します。訓練を受けていない人の目には、合成モアッサナイト、合成キュービック ジルコニア(CZ)、または無色の天然ジルコンのようなファセット加工された宝石なら何にでもきらめきを見ることでしょう。

一方、エメラルド カットのダイヤモンドは、そのような一部のラウンド ブリリアントのダイヤモンド類似石のようには輝きません。

ジェモロジストがダイヤモンドのきらめき(スパークル)と言う場合、シンチレーションという特別なものを意味します。きらめきに加えて、シンチレーションも、ダイヤモンド内の反射によって引き起こされる、明るい部分と暗い部分のパターンのことを指します。シンチレーションはダイヤモンドの外観の1つの側面にすぎません。他の要素として、ブライトネス(ダイヤモンドをフェイス アップで見た時にダイヤモンドから反射する内部および外部の白い光)およびファイアー(白色光が虹の各色へと分散して見える)があります。ダイヤモンドに独特の外観をもたらしているのは、これらの要素の組み合わせです。

2つのラウンドブリリアントカットダイヤモンド。

カットの品質がいかに見た目を左右するかを示すために選ばれた、2つのラウンド ブリリアント カットのダイヤモンド。エクセレント カット(左)はプアー カット(右)のものと比べ、より輝いている。写真:Kevin Schumacher/GIA

きらめき、あるいはより正確に言うとシンチレーションは、多くの要因により変わります。

  • カッティング スタイル:ブリリアント カット ダイヤモンドは通常、ファセット数が同じでシェイプが同じ場合でも、ステップ カット ダイヤモンドよりも輝いて見えます。この外観の違いは、ファセットの配置によるものです。
  • ファセットの数:ダイヤモンドにファセットが多いほど、光を跳ね返したり拡散させたりする反射面が多くなります。57または58個のファセットがあるラウンド ブリリアント カットのダイヤモンドは、17または18個のファセットがあるシングル カット ダイヤモンドよりきらめきがあるように見えます。
  • カットの質:良いカットが施されていないダイヤモンドは、ダイヤモンドではあるものの、期待する視覚効果を得ることができないかもしれません。きらめきのないダイヤモンドはダイヤモンドではないと思い込んではいけません。
  • 照明:ダイヤモンドは拡散照明とスポットライトの下では見え方が異なります。光がダイヤモンドの見え方にどのように影響するかを理解しましょう。
  • 清潔さ:汚れているダイヤモンドはきらめきません。ダイヤモンドは親油性のため、定期的にクリーニングすることが重要です。ダイヤモンドをきれいに保つ方法はこちらでご覧ください。

迷信:新聞を使った検査で、本物のダイヤモンドからは文字が透けて見えない。

事実:これもまた問題のある検査方法です。この論理的根拠としては、良いカットのモダン ラウンド ブリリアント ダイヤモンドは屈折率が高い、つまり、光が通過する際に、光が減速して曲がることを意味します。ダイヤモンドを通して新聞を見ると、屈折により視覚的な歪みが生じ、新聞を読むことができないということです。

この検査では、熟練したジェモロジストであれば素早く結果を得ることができますが、経験の浅い方にとっては非常にわかりにくく誤解を招く恐れがあります。決定的な検査として使用するべきではありません。多くの変動する要素が結果に影響を与えます。例えば、照明の状態や環境、石が清潔かあるいは汚れているか、石をどのように新聞の上に配置するのか、検査する人の視力、検査される宝石のシェイプとプロポーション、および/または石がセットされているかどうかなどです。

ラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドの婚約指輪。

18Kローズ ゴールドにセットされた14個のラウンド ブリリアント ダイヤモンドで彩りが添えられた、ラウンド ブリリアント カットの天然ダイヤモンド。提供: JK & Co. Jewelers

残念ながら、お手持ちの宝石が天然ダイヤモンドなのかその他の素材なのかを知るための、簡単で信頼できる自宅で行える検査はありません。最善の方法は、ご自分のジュエリーを熟練した宝石商で調べてもらい、必要であれば、独立した宝石ラボで宝石を検査するよう依頼することです。

ダイヤモンドをより深く知る準備ができましたか?引き続きダイヤモンドがどこから来たかをお読みください。

蛍光のあるダイヤモンドは良い?それとも良くない?

提供:Smithsonian Institution(スミソニアン協会)Chip Clark氏

ダイヤモンドの蛍光は、長波紫外線にさらされるとダイヤモンドが輝きを放つという魅力的な現象です。 この現象は、ダイヤモンドの価値に影響を与えることがあります。 また、ダイヤモンドの外観に影響を及ぼすこともあります。 では完璧なダイヤモンドを選ぶ際、蛍光をどのように考慮すればよいのでしょうか? この記事では次の内容について説明します。


ダイヤモンドの蛍光とは何か?

蛍光とは、物体が可視光を発するときに見られる輝きのことです。 ダイヤモンドの中には、太陽のような光源からの長波紫外線(UV)にさらされると蛍光を示すものがあります。これにより、青みがかった光や、まれに黄色やオレンジ色の光を発することがあります。 紫外線光源が無くなると、ダイヤモンドは蛍光を発しなくなります。

すべてのダイヤモンドが蛍光を示すのか?

いいえ。長波紫外線にさらされると、約25%から35%のものが、ある程度の蛍光を示します。 これらのダイヤモンドの95%以上が青い蛍光を発します。 まれに黄色や緑色のような他の色の蛍光を発することもあります。

ダイヤモンドの蛍光にグレードはある?

蛍光はGIAの4C(カラークラリティカットカラット重量)のようなグレーディングの要素ではありませんが、鑑別する際の特徴とされています。 GIAダイヤモンド グレーディング レポートとダイヤモンド ドシエでは、ダイヤモンドの蛍光について、長波紫外線下での観察による強さによりNone(なし)、Faint(フェイント)、Medium(ミディアム)、Strong(ストロング)、Very Strong(ベリース トロング)で表現しています。 蛍光がミディアム、ストロング、ベリー ストロングの場合、蛍光の色も記載されます。

写真:(上)Maha Tannous/GIA、(下)Harold & Erica Van Pelt

蛍光によってイエロー ダイヤモンドはより白く(=無色に)見えるか?

業界に携わる人の中には、青色の蛍光が特にカラー グレードがIからMのダイヤモンドの外観を高めると考える人もいます。 自然光の昼光の一部である紫外線下では、青色蛍光により、僅かにイエローがかったダイヤモンドがより無色に近く見えることがあります。 そのため、ベリー ストロング(非常に強い)〜ミディアム(中)の青色蛍光を有する、カラー グレードがIからNのダイヤモンドは、蛍光を発しない同様のカラー グレードのダイヤモンドよりカラットあたりの価格がわずかに高くなることがあります。

カラー グレードの高いダイヤモンドの場合は、逆のことが当てはまります。 宝飾業界では、青味がかった蛍光を放つDからHの色の範囲のダイヤモンドは、蛍光を発しない同様のグレードのダイヤモンドよりも好ましくないとされています。これは、青味がかった蛍光によってダイヤモンドの外観が濁ったり油っぽく見えたりすると思われているためです。 GIAが最近行った研究では、ダイヤモンドに光散乱の欠陥がある(有名なポーチュギーズ ダイヤモンドなど)極めてまれなケースを除き、青色の蛍光は透明度にほとんど、あるいはまったく影響を与えないことが明らかになりました 濁りはこれらの欠陥により生じるもので、強い蛍光によって濁りがさらに強まる場合があり、ダイヤモンドのフェイス アップのパターンのコントラストが低下します。 ただし、蛍光自体は濁りの原因にはなりません。 また、このいわゆる「オーバー ブルー」の濁りの影響が生じるのは、GIAに提出された蛍光を示すダイヤモンドの 0.2%未満です。

それでも、蛍光と濁りが関連しているという考えは相変わらず存在しています。蛍光が非常に強いDからHの色範囲のダイヤモンドは、色や透明度が蛍光の影響を受けない可能性が高いにもかかわらず、蛍光のないダイヤモンドよりも価格が安く販売されていることがよくあります。 このようなダイヤモンドはお買い得品となるでしょう。 GIAカラー スケールに関する詳細は、GIA ダイヤモンド カラー チャートをご参照ください

蛍光はダイヤモンドの外観を濁らせる原因になるか?

いいえ、蛍光はダイヤモンドの外観を濁らせる原因になりません。 蛍光のため、光散乱の欠陥によって生じたダイヤモンドの既存の濁りが増加し、フェイス アップのパターンのコントラストが低下する可能性がありますが、蛍光自体が濁りの原因となるわけではありません。 光散乱の欠陥は非常にまれであるため、ほとんどの消費者は、ダイヤモンドの蛍光がStrong(ストロング)またはVery Strong(ベリー ストロング)であったとしても、ほとんどの照明下で蛍光がダイヤモンドの外観に影響を与えることを心配する必要はありません。 しかしこれは、消費者はダイヤモンドを実際に目で見る必要があるということを意味します。 もし濁りがあったとして、それが蛍光によって強調される場合は、(たとえば)日光と同等の照明の下でも目立ちます。

中央のダイヤモンドは、ストロングからベリー ストロングの蛍光を放つ Hカラーのダイヤモンドである。 両側にある2つのダイヤモンドは蛍光のないHカラーのダイヤモンド。 肉眼で観察した場合、色や透明度の違いは見られない。 提供:Jian Xin (Jae) Liao

一般の人が、蛍光を発するダイヤモンドと発しないダイヤモンドを見分けることができるか?

青色蛍光がダイヤモンドの外観に与える影響を研究するために、GIAの科学者は E、G、I、K のカラー グレードのダイヤモンドのセットを作りました。 それぞれの組のダイヤモンドは、青色蛍光の強度を除いて可能な限り類似するようにしました。 ダイヤモンドのグレーダー、熟練した専門家、平均的な観察者が、ダイヤモンドを制御された条件で見て、その外観を判断しました。 ジュエリーを購入する一般の消費者にあたる平均的な観察者には、蛍光による系統だった影響は見受けられませんでした。 概して観察者は、強い青色の蛍光を発するダイヤモンドは、テーブルを上にして見たときの方が色の見栄えが良いと感じました。 ほとんどの観察者にとって、蛍光と透明度は関連してはいませんでした。

日光と同等の照明と長波紫外線の照明の下で観察された7つのダイヤモンド。 写真:Kevin Schumacher/GIA

蛍光のあるダイヤモンドは良い?それとも良くない?

蛍光は、良くも悪くもありません。 蛍光を発するダイヤモンドを美しく魅力的だと思う人もいれば、そう思わない人もいます。 意見はさまざまです。

青味がかった蛍光を持つダイヤモンドをご検討の場合、自然の昼光を含む様々な種類の照明の下で見て、カラー グレードが同じ他のダイヤモンドと比較し、違いがあるかどうか確認しましょう。 違いがあるとわかった場合は、その違いが気に入ったかどうか考えてみてください。

この美しいブローチには、長波紫外線照射の下で蛍光を示すダイヤモンドが複数ある。

こちらの記事ではダイヤモンドの蛍光について詳しく説明しました。次は、光がダイヤモンドの外観にどのような影響を与えるかについて学びましょう

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