4Cに関する知識は、どなたにとっても役立ちます
4Cはダイヤモンドの品質を評価するための業界標準です。 また、ダイヤモンドを理解し、ダイヤモンドの特性を正確に評価するための最良の方法でもあります。 ダイヤモンド選びはとても個人的な決断ですが、ダイヤモンドの評価には常に正確さが求められます。 GIAは、ダイヤモンドの品質を示す4Cがダイヤモンド業界を教育し続けるとともに、何よりも、世界中でダイヤモンドを購入する消費者を守り続けていることを大変誇りに思っています。
ダイヤモンドのカラー
ダイヤモンドのカラーとは、実際にはカラー(色)の欠如のことを指します。 色の違いは微妙であっても、最も目立つ色から控えめな色まで、色の違いによってダイヤモンドの品質と価格が大きく変わることがあります。 幸いなことに、ダイヤモンドのカラーは私見に基づくものではありません。 適正な色の評価は専門家の判断により決定されます。


ダイヤモンドのクラリティ
ダイヤモンドは1つ1つに個性があります。 クラリティの特徴は、小さな結晶がダイヤモンド内部に閉じ込められることによって形成されます。 成長するにつれて、圧力や応力によってインクルージョンやブレミッシュ(傷)が生じることがありますが、これらは顕微鏡でしか見えないこともあります。 ダイヤモンドのクラリティは、これらのインクルージョンやブレミッシュ(傷)のサイズ、位置、見え方、数によって決まります。
ダイヤモンドのカット
ダイヤモンドの最もわかりやすい特徴のひとつであるカットは、ダイヤモンドがどのように光と相互に作用するかを表します。 ブライトネス、シンチレーション、ファイアーといった言葉は、ダイヤモンドがいかに巧みにカットされているかを表しています。 カットはまた、ダイヤモンドのファセットの配置やプロポーションを含む、ダイヤモンドの全体的なデザインについても表します。 プロポーションの組み合わせは無限に近く、そのすべてが光との相互作用に影響を与えます。

ダイヤモンドのカラット重量
現在、ミリグラム単位の重量の標準的な尺度としてカラットが使われます。
1メトリック カラットは200ミリグラムと定義され、世界中で使用されています。

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ダイヤモンドの婚約指輪を購入するための10のヒント
完璧なダイヤモンドの婚約指輪をお探しですか? ダイヤモンドの品質についての4Cや、金属の特性、セッティングのスタイルなどを知っておく必要があります。
以下の婚約指輪を購入するための10のヒントを参考にして、賢くお買い物をしてください。
- 4Cについて学ぶ
- ダイヤモンドの形とカット スタイルについて学ぶ
- ダイヤモンドを異なる照明条件で見る
- バンドに使う金属を選ぶ
- セッティングを選ぶ
- サイドストーンを検討する
- スタイル、モチーフ、トレンドを理解する
- リング サイズの測定
- 評判の高い宝石商を選ぶ
- ダイヤモンド グレーディング レポートを入手する
1. 4Cについて学ぶ
ダイヤモンドの婚約指輪購入のための最初のヒントは、4C(カラー、クラリティ、カット、カラット重量)について学ぶことです。 GIAによって作成された4Cは、ダイヤモンドの品質を評価する国際基準であり、ダイヤモンドを比較する際に役立ちます。
4Cについて簡潔にまとめると:
- カラー: カラーはDからZのスケールでグレーディングされ、Dはダイヤモンドが完全に無色、Zはダイヤモンドがライト イエローまたはライト ブラウンであることを意味します。 この色範囲では、無色に近いほど、そのダイヤモンドは希少で価値が高くなります。
- クラリティ:ダイヤモンドのクラリティは、インクルージョンと呼ばれる内部の特徴や、ブレミッシュと呼ばれる表面の傷が無いことを表します。 クラリティは、フローレスからインクルーデッドまでのスケールでグレーディングされます。
- カット:ダイヤモンドのカットの品質によって、ダイヤモンドがどれだけ光と相互に作用するかが決まります。 ダイヤモンドのプロポーション、シンメトリー、ポリッシュ によって、その輝き(ブリリアンス)、シンチレーション(煌めき)、ファイア(閃光色)が決まります。
- カラット重量:ダイヤモンドのカラット重量は、ダイヤモンドの見た目の大きさに表れます。 一般的に、他のCが同等である場合、カラット重量が大きいほど、ダイヤモンドは希少で価値が高くなります。
4Cについてご理解いただいたところで、次のステップとして、「私にとって一番大切なCはどれだろう?」とご自身に問いかけてみてください。4Cの中から優先順位を決めることで、どのようなダイヤモンドを探すべきか無駄なく焦点を絞ることができます。 また、ご自分がどのCによりお金をかけたいのか、どのCは妥協してもよいのかがわかるため、予算を考慮する際に役立ちます。

ここにあげるファンシー ダイヤモンドの形は、左から右にクッション カット、スクエア エメラルド カット(別名アッシャー カット)、エメラルド カット、ラディアント カット、オーバル(楕円形)カット、マーキス カット、ペア カット。 写真:Robert Weldon/GIA
2. ダイヤモンドの形とカット スタイルについて学ぶ
婚約指輪を購入する前に、ダイヤモンドの形とカッティング スタイルの違いを理解する必要があります。 ダイヤモンドのシェイプとは、フェイスアップで見たときの石の輪郭を指します。 最も人気が高いダイヤモンドの形はラウンドですが、 ファンシー シェイプとして知られているマーキス、ペア、オーバル、レクタングル、スクエア、ハートなど、他にも様々な形があります。
*ヒント:ラウンド ブリリアント カットのダイヤモンドは、あらゆる形とカット スタイルの中で最も高価になる傾向があります。 ファンシー シェイプは、お金を節約し、ユニークなセンター ストーンを選ぶのに最適です。
カットのスタイルとは、ダイヤモンドのファセットの配置を指します。 ブリリアント カットはダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すことから人気があります。 ブリリアント カットは、ラウンド、オーバル、スクエア(プリンセス カット)、マーキスなど、あらゆる形に使用されます。 これまでで最も人気のある形とカットの組み合わせは、57または58のファセットを持つラウンド ブリリアント カットです。
ステップ カットも人気の高いカット スタイルです。 ステップ カットは長く均整のとれたラインを呈し、エレガントで洗練された輝きを放ちます。 人気のあるステップ カットはエメラルド カットです。これは、同心の列に並んだ平行なファセットに、角が隅切りされた正方形または長方形の形です。 それとは対照的に、ラディアント カットのダイヤモンドも四角形や長方形ですが、カットはブリリアント スタイルになります。
*ヒント:ステップ カットでは色とクラリティがよりよく見える傾向がありますが、ブリリアント カットは色とインクルージョンを隠すのに適しています。 ステップ カットのダイヤモンドを購入する場合は、色とクラリティのグレードが高いものを検討しましょう。
3. ダイヤモンドを異なる照明条件で見る
日中の光、蛍光灯、スポットライトなど、ダイヤモンドの見え方は照明条件により大きく異なります。 多くの宝石商は、ダイヤモンドのブリリアンスとファイアを引き出し、ほとんどのダイヤモンドがまばゆい輝きを放つように見える、白いスポットライトを使用します。 しかし、日常生活では、このようなドラマチックな照明があることはめったにありません。 屋外の明るい場所や影のある場所、職場の拡散した蛍光灯の下、ほとんどの家庭で使用されている一般的な暖かみのある拡散した照明の下など、通常の照明条件下でダイヤモンドがどのように見えるかを必ず確認してください。
蛍光灯はダイヤモンドの輝きを引き出し、白熱灯はダイヤモンドのファイアを引き立てることを覚えておきましょう。
4. バンドに使う金属を選ぶ
ジュエリーに使用するのに人気の高い金属には、イエロー ゴールド、ローズ ゴールド、ホワイト ゴールド、プラチナなどがあります。 ゴールドとプラチナは特性が異なります。 これらの金属の色によってジュエリーの見た目が変わり、リングの宝石の色も違って見えることがあります。
金属の種類:
イエロー ゴールドは伝統的なものであり、 何千年もの間、宝飾品に使用されています。 その色と希少性、そして光沢(物質の表面が光を反射する様子)により人々を魅了します。 不純物が含まれていない金は柔らかいため、通常は他の金属と合金にします。 カラット(Karat)は金の純度を示す用語で、24に分割されています。 純度75%の金、つまり18Kゴールドとは、18が金で6が他の金属である合金であることを意味します。 アメリカで最も人気の高い純度である14Kゴールドは、14が金で10が他の金属となります。
*ヒント:金の含有量が多い金属は色が濃く、重く、柔らかく(へこんだり、傷がつきやすい)、価格も高くなります。
ローズ ゴールドは、何年もの間、人気を博しており、 レトロ時代(1935年~1950年代)には婚約指輪によく使われていました。 ローズ ゴールドは通常、金を銅と銀で合金して作られるため、温かみのあるピンクがかった色調が生まれます。 製造業社は独自の配合を企業秘密としています。
ホワイト ゴールドは、純金とニッケルまたはパラジウムなどの白い金属を合金して作られます。 美しく、耐久性も高い婚約指輪の選択肢です。 ホワイトゴールドは通常、より白く仕上げるためにプラチナグループの金属であるロジウムでコーティングされます。 これは時間の経過とともにすり減ることがあります。 通常、ホワイト ゴールドのジュエリーは再度コーティングをする必要があります。そうしないと、下にあるホワイト ゴールドのわずかに黄色がかった色が透けて見えてしまうことがあります。 ただし、これは簡単で比較的安価に行えるので、最寄りの宝石商にこのサービスについてお問い合わせすることをおすすめします。

プラチナは、わずかにグレーがかった白い金属であり、耐久性と耐腐食性において非常に優れている。 プラチナは純粋な状態では軟らかいため、通常はイリジウムやルテニウムなど他の白金族金属と合金にされる。 提供:Rahaminov (ラハミノフ)
米国連邦取引委員会は、少なくとも95%のプラチナ(合金5%)を含むジュエリーのみを「プラチナ」と表記することができ、その他のプラチナ合金は、連邦取引委員会のガイドラインに従って表記されるとしています。 一般的にプラチナはゴールドより高価ですが、金属アレルギーが起こりにくく、より耐久性に優れています。
金属の色が宝石の色に与える影響
ホワイト ゴールドとプラチナは、ダイヤモンドの無色度を引き立てるため、GIAカラー スケールのDからJの範囲の、無色またはほぼ無色のグレードのダイヤモンドに最適です。
金属の色はダイヤモンド全体に反射します。 無色のダイヤモンドをイエローのプロングにセットすると、ダイヤモンドの外観が黄色がかって見えてしまうことがあります。 ゴールドやローズ ゴールドのセッティングは、宝石の色を引き立てるため、カラー グレードの低いダイヤモンドやカラー ダイヤモンド、カラー ストーンに効果的である傾向があります。 ダイヤモンドが顕著に黄色または茶色がかっている場合、ホワイト ゴールドまたはプラチナのセッティングによりコントラストが生み出され、逆に石の色が強調される可能性があります。
イエロー ゴールドまたはローズ ゴールドの色がお気に入りならば、ホワイト ゴールドまたはプラチナのプロングやベゼルを使用してダイヤモンドをセットし、イエロー ゴールドまたはローズ ゴールドのバンドと組み合わせてみましょう。 こうすることで、お望みのスタイルでありながらもダイヤモンドをより無色に見せることができます。

このリングのダイヤモンドは、無色であることを引き立てるようにプラチナにセットされている。 ローズ ゴールドのバンドが編み込まれ、コントラストを作り出している。 提供:Sylvie Collection(シルヴィ コレクション)
5. セッティングを選ぶ
ジュエリーに使用されているダイヤモンドは、セッティングによって固定されます。 セッティングには2つの役割があります。ダイヤモンドをその場所に固定することと、破損から保護することです。 セッティング方法により、保護の度合いが異なります。
人気の高いセッティングは次の2種類です。
- プロング:ダイヤモンドを4つから6つのプロング(細い金属のサポート、いわゆる爪)で固定します。爪留めとも言います。 プロングは、クラシックな外観にするために上部を丸くしたり、エッジの効いたモダンな外観にするために鋭くしたり(カギ爪)することができます。 6本爪はラウンド ブリリアント ダイヤモンドをより丸く見せます。また、ダイヤモンドをしっかりと固定します。 4本爪は、ラウンドのダイヤモンドをわずかに四角のように見せることができ、ダイヤモンドをカバーする表面がやや少なくなります。 プロング セッティング(爪留め)にはさまざまな種類があり、ソリティアやスリーストーンなどのさまざまなリング スタイルに使用できます。
- ベゼル:ベゼル セッティング(覆輪留め)は、ダイヤモンドを保護するのに最適なスタイルです。 このスタイルでは、ダイヤモンドを固定するために、薄く細長い金属片をダイヤモンドの周囲全体に押し付けたり、打ち付けたりします。 このため、ダイヤモンドが横から見えないことになりますが、手袋に引っかかる可能性のある爪がなく(看護師にとって最適)、石の角がしっかりと保護されているということになります。 ベゼル セッティングは、プリンセス カットやマーキス カットのダイヤモンドなど、欠けやすい鋭い先端を持つダイヤモンドに最適です。
6. サイドストーンを検討する
サイドストーンは婚約指輪をまばゆいばかりに引き立て、大きく見せてくれます。 リングをスリーストーンのリングにしたり、リングのシャンクに沿ってチャネル、パヴェ、またはビーズ セットのダイヤモンドなどのヘイローを追加したり、カラー ストーンや誕生石を追加したりするのが人気を集めています。 ダイヤモンドのサイド ストーンを加える場合は、4Cの品質がセンターストーンと同様のものを選びましょう。 複数の石を調和させたい場合は、同様のカラー グレードを持つサイド ストーンを選ぶことが特に重要となります。
スリーストーン リング:スリーストーン リングは、トリニティ リングまたはトリロジー リングとも呼ばれ、友情、愛、忠誠 または過去、現在、未来を象徴します。 ロマンチックな意味合いを付け足すために、誕生石を使用して個性を加えることもできます。
ヘイロー セッティング:センター ストーンの周囲とシャンクにメレー ダイヤモンドを追加すると、センター ストーンが大きく見え、婚約指輪にさらに煌めきを加えます。 ほとんどのリングはシングルまたはダブルのヘイローですが、追加できるヘイローの数に制限はありません。

0.42カラットのマーキス カットのピンク ダイヤモンドのセンター ストーンが特徴のリング。ピンクとホワイトのラウンド ブリリアント ダイヤモンドのトリプル ヘイローにセットされている。 トリプル ヘイローによりリング全体がかなり大きく見え、さらにメレー ダイヤモンドがセットされたスプリット ショルダー バンドも同じ効果を出している。 提供:Yael Designs(イール デザイン)
クラスター セッティング:クラスター セッティングは、比較的手頃な価格で煌めきを最大限に見せることができます。 小さいダイヤモンドは大きいダイヤモンドよりも安価で、1つの大きなダイヤモンドに見えるようにセットできます。 また、小さなダイヤモンドはユニークなデザインで配置することもできます。

このクラスター スタイルのリングは、中央に小さなダイヤモンドがあしらわれ、その周囲に小さなダイヤモンドがヘイロー セットされて花のモチーフを作り出す。 多くのダイヤモンドを加えることによりこのリングのサイズが劇的に大きくなり、全体的にさらなる煌めきを与えている。 提供:Kat Florence Atelier(Kat Florence アトリエ)
7. スタイルとトレンドを理解する
ヴィンテージ、モダン、タイムレス、ボヘミアン、ロマンチックなど、どのようなスタイルのリングをお探しですか? 興味のある時代やモチーフを理解したり、個性的なタッチを加えて他の方のリングとは一線を画すリングにしましょう。

2.02カラットのカラー グレードDのインターナリー フローレス ダイヤモンドを特徴とする1900年代初期のベル エポック リング。ミル打ちのプラチナにセットされたオールド ヨーロピアン カットのダイヤモンドがその周りにあしらわれている。 提供:Lang Antiques(ラング アンティーク)
ヴィンテージとモダン ヴィンテージ:ヴィンテージ スタイルが復活しています。このスタイルに飽きることは決してないのかもしれません。 エドワード朝様式の婚約指輪には、渦巻き模様、ミル打ち、彫刻などのヴィンテージのモチーフを選びましょう。 多くのセッティング スタイルには豊富な意味があります。 フランス語で「あなたと私」という意味のトワエモワ リングは、何世紀もの間人気を博しています。 このリングは、カップルの結びつきを表す2つの宝石が付いているのを特徴とします。 このモチーフは、ナポレオンがのちの皇后ジョセフィーヌにサファイアとダイヤモンドのトワ エ モワ リングを贈ったことで有名になりました。

ナポレオン ボナパルトは、1796年にこのダイヤモンドとサファイアのトワ エ モア婚約指輪をジョセフィーヌ ド ボアルネにプレゼントした。 写真:PATRICK KOVARIK/AFP/Getty Images(ゲッティイメージズ)

このモダンなトワ エ モワ リングは、4.06カラットのペア シェイプのファンシーブラウニッシュ イエロー ダイヤモンドと3.02カラットのペア シェイプのカラーレス ダイヤモンドを特徴としている。 イエロー ダイヤモンドはイエロー ゴールドにセットされ、無色のダイヤモンドはホワイト ゴールドにセットされていることに注目。 提供: 1stdibs.com
年代物のジュエリーをお探しでしたら、アール デコ スタイルの婚約指輪やアール ヌーボー スタイルの婚約指輪を検討してみてはいかがでしょうか。 ローズ カットやオールド マイン カットなどの古いカット スタイルのダイヤモンドもおすすめします。

このリングはローズ カットのダイヤモンド3個とサファイアのメレーを特徴としている。 ローズカットのダイヤモンドにより、懐かしいヴィンテージな外観が生まれる。 提供:Shelly Purdy Studio(Shelly Purdy スタジオ)
ハートのリング:ハートのモチーフは中世の時代から人気があり、引き続きスタイリッシュなデザインとされています。 ハート型のダイヤモンドは愛を象徴するだけでなく、ほとんどの場合、ラウンド ブリリアント ダイヤモンドよりも手頃な価格で販売されています。 ハートのリングは間違いなく目立つユニークなスタイルです。
ボヘミアン リング:ボヘミアン スタイルのリングは、幾何学的なダイヤモンド カット、ブラック ダイヤモンド、オープン シェイプのリングなど、予想外の宝石の形、セッティング スタイル、シルエットを組み合わせます。 エッジの効いたものもあれば、ロマンチックなものもあります。

シェブロン型(山型)のバンドの下に1.25カラットのペア シェイプのダイヤモンドがセットされているローズ ゴールドのリング。 ペア シェイプのダイヤモンドとシェブロンがこのリングにヴィンテージ感を与える一方で、 カギ爪と吊り下げられたルックスは明らかにモダン。 提供:Brilliant Earth(ブリリアント アース)
婚約指輪と結婚指輪の重ねづけ:ダイヤモンドの婚約指輪を結婚指輪と一緒に着用されますか? シルエットが調和し、2つのリングがぴったりとフィットすることを確認しましょう。 婚約指輪のデザインとうまく合わせるために、複数の指輪を重ねづけするのが今のトレンドです。

オーダーメイドの重ねづけ用の婚約指輪。オパール、アクアマリン、サファイアに囲まれたダイヤモンドを特徴とする。 提供:Maggi Simpkins Designs(Maggi Simpkins デザインズ)
オーダーメイドのリング:パーソナライズすることで、リングがユニークで思い出に残るものになります。 お二人の人生における特別な瞬間を祝うためのオリジナルのリングとして、あつらえの婚約指輪を検討してみてはいかがでしょうか。
8. リング サイズの測定
ダイヤモンドを選び、リングのスタイルを決めたら、次のステップは着用する方のリング サイズを測ることです。 リング サイズを測るのに最適な方法は、リング サイザーを使用することです。リング サイザーとは、さまざまなサイズのプラスチック製または金属製のリングのセットで、これを試して測定できます。 宝石店にはリング サイザーがあり、ぴったり合うものを見つけるお手伝いをしてくれます。 婚約指輪を注文することを内緒にしたい場合は、婚約者がすでに持っているリングを借りて、リングのサイズを推測してみましょう。 リングの内側を紙に写し取ります。 また、自分の指のどれか1本に指輪をはめて滑らせ、それが止まったところで線を引くという方法もあります。 宝石商は、リング サイズを推測するお手伝いができます。 リング サイズは指によって異なるため、この方法ではおおよそのサイズしかわかりません。
幸いなことに、1~2サイズならほとんどのリングは簡単に大きくしたり小さくしたりできます。 それ以上のサイズの変更は、リングのスタイルによっては難しい場合があります。 ソリティア リングはサイズを簡単に調整できますが、パヴェ セットやビーズ セットのダイヤモンド、その他のディテールがバンドに施されたリングの場合は、サイズの調整に手間がかかります。
9. 評判の高い宝石商を選ぶ
婚約指輪は重要なお買い物であるため、信頼のできる宝石商から購入することをおすすめします。 宝石商は専門的な研修によって知識を備え、質問に対応し、明確でわかりやすい言葉でダイヤモンドの購入の仕方について説明できなければなりません。 助言として、まずはGIA グラジュエイト ジェモロジスト(GG)やアプライド ジュエリー プロフェッショナル(Applied Jewelry Professional、AJP)のディプロマ プログラムといった、認知度が高く国際的に認められているプログラムを修了した宝石商を探しましょう。 ご自身のダイヤモンド購入にあたってのパーソナルガイドとして、教育を受けている宝石商は、ダイヤモンド品質を表す4Cを説明できるだけでなく、見た目には同じように見えるダイヤモンドの違いを明らかにしてくれます。 そのような宝石商は、予算に合わせて複数のダイヤモンドを比べるよう勧めてくれるでしょう。 GIAの小売業者検索は、GIAでグレーディングされたダイヤモンドの取り扱いのある、またはGIAより研修を受けたスタッフのいる最寄りの宝石商を検索する際に役立ちます。
10. ダイヤモンド グレーディング レポートを入手する
GIAのような独立した科学研究所が発行するダイヤモンド グレーディング レポートは、重要な情報が記載されているだけではありません。 GIAのレポートが付いているダイヤモンドを購入すると、そのダイヤモンドの個別の特徴と品質が確認できます。 ダイヤモンドが天然かどうか、また何らかの処理が行われているかどうかを確認できるのです。 GIAダイヤモンド グレーディング レポートは、ダイヤモンドの婚約指輪に保険をかける場合に鑑定士がダイヤモンドの価値を判断するためにも使用されます。
GIAはダイヤモンドに関する豊富な知識を備えています。 GIAは、ダイヤモンドの品質を表す4Cを開発し、ダイヤモンドのグレーディングに世界的に使用されている GIAインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を確立しました。 有名な博物館やオークション ハウスは、最高級の宝物の評価をGIAに依頼しており、GIAのレポートは国際的に認められています。 GIAは、世界的に有名なダイヤモンドのグレーディングに注ぐ情熱と精度を、あなたのダイヤモンドを含むすべてのダイヤモンドのグレーディングにも注ぎ込んでいます。 GIAの専門知識は、GIA ダイヤモンド ドシエから GIA ダイヤモンド オリジン レポートに至るまで、さまざまなダイヤモンド レポートに反映されています。 それぞれのレポートからダイヤモンドについて何を学べるかを理解し、ダイヤモンドを購入する際にはご自分に必要なレポートを入手しましょう。

ダイヤモンド グレーディングの原点
GIAは100年近くにわたり、イノベーションと教育を通じて世界のダイヤモンド産業の発展に貢献してきました。 GIAダイヤモンド グレーディング レポートは、ダイヤモンド評価の基準にとどまりません。国際的に信頼され、宝石商、博物館、オークションハウスがダイヤモンドの品質に関するレポートとして使用しています。
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GIAダイヤモンドとは?
婚約指輪を購入する際に、「GIAダイヤモンド」という言葉を目にするでしょう。これは、4Cの考案者であり、独立したダイヤモンドの権威であるGIAにより鑑定されたダイヤモンドであることの略称です。 GIAダイヤモンドについて、また、賢くお買い物をする方々がGIAを信頼する理由について、詳しくご説明いたします。

高品質のダイヤモンドの購入方法
高品質のダイヤモンドの購入は、4つではなく3つのCから始まります。驚かれましたか?カット、クラリティ、カラーはすべてダイヤモンドの品質の決め手となりますが、カラット重量はそうではあ

専門知識をあなたのお手元に
自信を持ってダイヤモンドを購入するのに、ご自分が宝石鑑定士である必要はありません。 GIAレポートがどこで見つけられるかを知るだけで十分なのです。
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