多くのジュエラーでは、セミマウントのリング(日本では一般的にセミオーダーリングと呼ばれる)を利用することでオリジナルの婚約指輪を作るオプションを提案しています。部分的に既製の部品を用いて完全にオリジナルの外観を作ることができ、多くの場合フルオーダーの婚約指輪よりも早く、かつ費用を抑えて作製できます。 (さらに…)
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カラーストーンの婚約指輪が大人気です。ロイヤルファミリーやセレブなどが身につけるのが見受けられます。カラーストーンは美しいです。そして珍しいものです。また、カラーストーンには非常に高価なものもあります。今回は購入される際に知っておくべきことをご紹介します。
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GIAダイヤモンド カット グレードは、お持ちのラウンド ブリリアント ダイヤモンドの輝きの素晴らしさを知る鍵となります カットは、ダイヤモンドの4Cの中で最も複雑なものです。 完璧なラウンド・ブリリアント・ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶために、必要なことをいくつかご紹介しましょう。
この記事の内容は次のとおりです。
市場で最も人気のあるダイヤモンドはラウンド・ブリリアントです。 専門家は、このカットだけで今日のダイヤモンド売上の70%以上を占めていると推定しています。 ラウンド ブリリアント ダイヤモンドのカットの品質により、ダイヤモンドの煌めきの度合いが決まります。 思わず目が引き寄せられてしまうほどの明るい輝きをもつダイヤモンドを選ぶには、ダイヤモンドの品質を評価する世界共通の基準であるダイヤモンドの品質の4C、すなわちカラー、カット、クラリティ、カラット重量について知る必要があります。 他の要素がすべて同等のとき、カット グレードが良いほど、ダイヤモンドの価値は高くなります。
専門家の中には、ダイヤモンドの品質で最も重要なCはカットと捉えている人もいます。 上質なカットが施されたラウンド ブリリアントは、人混みの中でも「ダイヤモンド」であると知らしめる、紛れもない、思わず目が留まってしまう明るさを放ちます。 ダイヤモンドのカットが良いと、クラリティやカラー、そしてカラット重量さえにおいても、たいていの妥協は受け入れることができます。 ダイヤモンドのカット グレードは、そのダイヤモンドがいかに上手くデザインされ、また精巧な技術が注がれたものであるかという指標にもなります。 そのため、ダイヤモンドのカット グレードを理解することは、美しいだけでなく、最高の価値を持つラウンドブリリアントを選ぶ鍵となります。
GIAはカット グレーディング システムにたどりつくまで、15年を費やしてラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドの中で光がどのような動きをするか研究しました。 GIAの目標は、ラウンド ブリリアントの外観に寄与する要素を理解し、人々が魅力的だと思うダイヤモンドを生み出すのはどの要素か、あるいはどの要素の組み合わせかを見極めることでした。
GIAの研究では、高度なコンピューターモデリングを用いて、何万通りもの可能な組み合わせの比率を分析しました。 GIAはその後、実際のダイヤモンドについて7万件以上の観察を行い、人々がどのダイヤモンドに魅力を感じるか、またその理由を明らかにしました。
その結果出来上がったのがGIAカット グレーディング システムで、エクセレントからプアまでの5段階でラウンド ブリリアント ダイヤモンドのカットの品質を評価します。
GIAカット グレードの評価項目:
GIAダイヤモンド カット グレードは、輝き、ファイア、シンチレーション、重量比、耐久性、ポリッシュ、シンメトリーの7つの要素を土台にしています。
この2.02カラット(ct)のラウンド ブリリアントは、カット、ポリッシュ、シンメトリーに優れてます。 提供:1stdibs.com
この1.01ctのラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドの婚約指輪の煌めきの理由は、ダイヤモンドのカットの品質にあります。 このダイヤモンドはGIAでエクセレントのカット グレードを受けました。 提供:1stdibs.com
GIAダイヤモンドのカットグレードの重要な要素は、ダイヤモンドのフェイスアップの外観です。つまり、婚約指輪にセットされたダイヤモンドを上から見たときのダイヤモンドの見え方です。 人々がダイヤモンドを愛するのは、光とのまばゆい相互作用のためです。専門家ではない人はこれを「煌めき」と表現することが多いですが、それだけではありません。
ダイヤモンドの内部、そして外部から反射される白い光が見える場合、「輝き」を見ていることになります。虹の各色に分散する光が見えたら、それは「ファイア」です。煌めきとは、専門的に言えば実際は「シンチレーション」を指し、ダイヤモンドあるいは光源が動くにつれてダイヤモンド内部の反射により生じる明るい部分と暗い部分のパターンです。 一般的に皆さんが「煌めき」と捉えているものは実際はこういった3つの要素の総体的な視覚効果です。 GIAカット グレードには、ダイヤモンドがこのような各特性をどれだけ満たしているかの評価が含まれます。
このラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドは、良好な輝きとファイアを見せています。 明るい部分と暗い部分のパターンおよび光のフラッシュであるシンチレーションは、煌めきと呼ばれ、ダイヤモンドが動いたときにのみ見えます。 著作権:GIAおよびHarold & Erica Van Pelt
ダイヤモンドのプロポーション(クラウンとパビリオンの角度、および各ファセットの相対寸法)は、ダイヤモンドの総体的なフェイス アップでの外観の鍵となる要因です。 ファセットは極めて小さな鏡であることを思い出してください。 その大きさと配置は、光がダイヤモンドを通過して目に戻ってくる間にどのような動きをするかに影響します。
ダイヤモンドのプロポーションは、ダイヤモンドが輝き、ファイア、シンチレーションをいかに良く携えているかを予測するのに役立ちます。 しかし、GIAのカット研究から得られた重要な結果として、カットの良いラウンド ブリリアント ダイヤモンドを定義する単一のプロポーションの組み合わせというものは存在しないことが判明しました。 実際、さまざまなプロポーションのダイヤモンドが同じカット グレードであると判定されることがあります。 こうしたダイヤモンドは見え方は異なるものの、観察する者に似たような印象を与えます。 そのため、ダイヤモンドを購入する側は、グレーディング レポートにある数値以上の部分を見る必要があります。 ご自分にとって正しい選択かどうか、ダイヤモンドを直接目で見るようにしましょう。
この図はダイヤモンドのカット グレードに影響するプロポーションを表しています。 クラウン角度とパビリオン角度、そして各ファセットの相対寸法が、ダイヤモンドの輝き、ファイア、シンチレーションの要因になります。
フェイスアップの外観は、ダイヤモンドがどのように見えるかがすべてですが、デザインとクラフトマンシップは、ダイヤモンドの製造品質を評価します。 デザインが悪いと、ダイヤモンドに不必要な重量が加わったり、耐久性に問題が生じたりして、ダイヤモンドを一生涯楽しむことの妨げになることがあります。 クラフトマンシップの質が悪いダイヤモンドは、輝き、ファイア、シンチレーションの点で劣ります。 これら2つの構成要素を評価するために、GIAカット グレーディング システムはダイヤモンドの物理的な形、プロポーション、重量比、ファセットの成形とポリッシングに費やされた配慮を考慮します。
デザイン
デザインとは、成形プロセス中に下される決定のことで、ダイヤモンドのプロポーション、重量比、耐久性に現れるように、ダイヤモンドの物理的な形を左右するものです。 重量比とは、ガードル直径の平均に対するダイヤモンドの重量です(かなり複雑な数式です)。 重量に対しガードル直径が小さいダイヤモンドは、デザインの良いダイヤモンドよりもフェイス アップで小さく見えます。重量のほとんどがダイヤモンドの全体的な深さに「隠されて」しまっているからです。 例えば、ガードルが厚めのダイヤモンドは見た目に素晴らしかったとしても、ガードルに不必要な重量が隠れています。 その結果、不必要な重量の分だけ余分にお金を払うのにその分見た目の印象が良くなるわけではない、ということになりかねません。 結論:ダイヤモンドはフェイス アップでのサイズから推定される重量より重くすべきではありません。
これらの画像から重量比の重要性が分かります。 どちらのダイヤモンドもガードル直径の平均が同じであるため、フェイスアップは同じサイズに見えます。 しかし、右のダイヤモンドの方がガードルが厚いため、重量が重いのです(左の0.61ctに対し0.71ct)。 ガードルが厚い方のダイヤモンドは視覚的な利点がないのに、余分な重量により高価になります。 写真:Maha Tannous/GIA
ラウンド ブリリアント ダイヤモンドの耐久性とは、極めて薄いガードルであるがための損傷のリスクを指します。 そういったガードルの場合、ジュエリー セッティングの段階や、通常の着用であっても、ダイヤモンドが非常に損傷を受けやすくなります。 ダイヤモンドの価格やダイヤモンドに込める気持ちの意味合いを考慮して、損傷を受けやすいものは避ける方が良いでしょう。 GIAダイヤモンド グレーディング レポートは、こういった懸念を取り除いてくれます。
耐久性が重要である理由の一例。 この1.35ctのダイヤモンドはガードルエリアがとても薄い、あるいは極端に薄いため、日々の着用中に損傷を受けやすくなります。 提供:Gary Roskin、 G.G.、 F.G.A.
クラフトマンシップ
クラフトマンシップとは、ポリッシュやシンメトリーに現れる、ダイヤモンドを成形する際に払われる配慮を指します。
ポリッシュ(研磨)とは、ファセット表面の全体的な品質と状態を指します。 ポリッシング プロセスや着用中に生じたブレミッシュも評価に含まれます。 ポリッシュは、ダイヤモンドのファセットが鏡のような働きをなすのに重要となります。
左のダイヤモンドには研磨中に生じた線が見える。 右のダイヤモンドには着用によるファセット稜線の摩耗が見られる。 ポリッシュラインや摩耗したファセット稜線は、ダイヤモンドのクラリティグレードに影響を与えることもある。 写真:Mitchell Moore/GIA
シンメトリー(対称性)は、成形されたダイヤモンドの形の正確性、またファセットの配置と位置のことです。 対称的なダイヤモンドには輝き、ファイア、シンチレーションが均一に現れます。 対称性の悪いダイヤモンドは、光のパフォーマンスの質が悪く、フラットに見えてしまいます。
ラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドの8つのセクションはすべて同一であるべき。 そのようなシンメトリーが、均一な輝き、ファイア、シンチレーションを生み出すために役立つ。 イラスト:GIA
GIAは、輝き、ファイア、シンチレーション、重量比、耐久性、ポリッシュ、シンメトリーの7つの要素を元にラウンド ブリリアント ダイヤモンドのカットを評価し、エクセレントからプアまでのGIAダイヤモンド カット グレードを導き出します。 グレードは、7つの構成要素のうち5つでダイヤモンドが受ける最低の評価により設定されます。 言い換えれば、ダイヤモンドが輝きの要素でプアの判定を受けた場合、全体のカット グレードは最も高くてプアになります。 例外はポリッシュとシンメトリーです。これは標準のGIAグレーディング手順を使用して評価されます。例えば、ベリー グッドのポリッシュおよび/またはシンメトリーのダイヤモンドが、カット グレードでエクセレントを受けることもあります。
GIAダイヤモンド グレーディング レポートには、ダイヤモンドの完全なカット評価、およびダイヤモンドのプロポーションと相対寸法を示す図が記載されています。 レポートは、魅力あるダイヤモンドを選ぶための重要なツールとして捉えましょう。
ラウンド ブリリアント カット ダイヤモンド用の、公式のGIAカット スケール。 イラスト:GIA
ダイヤモンドのカット グレードが重要であることはご理解いただきましたが、そうは言っても実際にダイヤモンドを目で見ることの代わりにはなりません。 先に申し上げたように、ダイヤモンドのカット グレードは、1つのグレードでも幅のあるものです。 例えば、エクセレントのカット グレードがついた2つのダイヤモンドでも、見た目、また動きによるその見え方は、非常に異なることがあります。 加えて、ダイヤモンドはさまざまな照明条件の下で異なって見えます。そのため、言わば、テスト ドライブを行うべきです。 最後に、そのダイヤモンドに恋に落ちる必要があります。こうなったら、心をかき立てるものの代わりになるレポートなどありません。
エクセレントのカットグレードにより、この2.03ctのラウンド ブリリアント ダイヤモンドの魅力が高まっている。 提供:1stdibs.com
ダイヤモンドのカットは非常に重要です。 ダイヤモンドのカラーも然りです。 魅力あるダイヤモンドを選べるよう、カラーについても学んでおきましょう。
ダイヤモンドの婚約指輪のご購入を考えておられる方は、ダイヤモンドの蛍光、そしてそれにまつわる賛否双方のさまざまな意見を耳にされたことがあるでしょう。蛍光とD-Zの色のダイヤモンドにまつわる迷信をいくつか掘り下げてみてみましょう。
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