婚約指輪を購入するとき、ラウンド、スクエア、マーキスなど数多くのダイヤモンドの形があります。理想的な1点を選ぶために、それぞれの形がなぜ特別なのか、こちらにご紹介いたします。
まず、重要なのは、ダイヤモンドの形とカットの違いについて知っておくことです。形はフェイスアップで見たときのダイヤモンドの基本的な輪郭を表します(ラウンド、スクエア、オーバルなど)。カット、あるいはカッティングスタイルとは、ダイヤモンドのファセットの配置を指します。

例えば、ダイヤモンドの形で最も一般的なカッティングスタイルは、最大限のきらめきを得るためにデザインされた57または58個のファセットが配置されたブリリアントカットです。ステップカットが施されたダイヤモンドもあります。よくあるのはスクエアや長方形です。エメラルドカットやAsscher(アッシャー)カットダイヤモンドがその例です。ステップカットは上品さを増すためにクラウンとパビリオンに同心状のファセットの列があります。しかし、スクエアや長方形のダイヤモンドでもステップカットではないものもあり、その多くはラディアントカットやプリンセスカットといった、ブリリアントカットのダイヤモンドです。

ラウンド以外のダイヤモンドの形はファンシーシェイプと呼ばれます。これらのダイヤモンドの形の詳細はこちらをご覧ください。

ラウンドダイヤモンドの形状
長方形のダイヤモンドの形状
スクエアのダイヤモンドの形状
マーキスダイヤモンドの形状
オーバルダイヤモンドの形状
ペアシェイプダイヤモンドの形状
ハート型ダイヤモンドの形状

ヘイローとシャンクにセットされた0.50カラットのメレーがアクセントになった1.00カラットのラウンドカットダイヤモンドの婚約指輪。

モダンクラシック:このラウンドダイヤモンド形はダイヤモンドを想起させる特徴的な光のショーを見せるためのブリリアントカットである。このリングは、1カラット(ct)のラウンドのセンターストーンにヘイローとシャンクにセットされた0.50カラットのメレーが足され、きらめきが強化されている。提供:Blue Nile(ブルー・ナイル)

ラウンドダイヤモンドの形状

ラウンドダイヤモンドの形状の素晴らしい点

ラウンドは婚約指輪向けのダイヤモンドの形で最も人気が高く、この名がついているのも、ラウンドブリリアントカットはカラーレスダイヤモンドに最大限の輝き、ファイアー、またきらめきを出すためにデザインされたからです。モダンラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは、ガードルの輪郭がラウンドであり、56個の対称的に配置された三角と凧型のファセット、テーブルファセットが1つ、また任意のキューレットファセットが1つの、合計57または58個のファセットがあります。

3.03カラットのオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドと3.01カラットのルビーがついたヴィンテージの婚約指輪。

アンティークかモダンか。このおいしそうなペアのオールドヨーロピアンカットのダイヤモンド(重量3.03ct、ルビーは3.01ct)は、どちらとも断定しにくい。提供: 1stdibs.com

宝石細工職人は何世紀もラウンドダイヤモンドをカットしていますが、1870年代にブルーティング用の機械が発明されるまでは、ラウンドダイヤモンドが美しい対称的な輪郭をもってこれほどまでに簡単に作られることはありませんでした。最初のカットは、オールドヨーロピアンカットダイヤモンドでした。これがモダンラウンドブリリアントカットの先駆けでしたが、モダンのものに比べてクラウンが高く、また合計の深さが大きいものでした。オールドヨーロピアンカットは、アンティークなスタイルを求めている花嫁に現在も人気の選択肢です。

 5.40カラットのオールドヨーロピアンカットダイヤモンドの婚約指輪。

この5.40ctのオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドには、古風な魅力があふれている。提供:EraGem.com

ラウンドダイヤモンドの形状の注目すべき点

ラウンドダイヤモンドの購入の際は、シンメトリーが鍵となります。またダイヤモンドがラウンドブリリアントとしてカットされている場合(実際のところ、ほとんどがこのカットですが)、カットの品質や、光とどのように作用するかを注意して見てください。内部と外部の白い光の反射を表す輝き(大概、ブリリアンスと呼ばれる)を見てください。ファイアーは、ダイヤモンドをお店のスポットライトの下で揺らしてみたときに色のフラッシュが見えることです。きらめきは、ダイヤモンドを動かしたときにキラっと光るスポットです。そして、シンチレーションは、きらめきと、明るい部分と暗い部分のバランスが取れたパターンとのコンビネーションを表します。うまくカットされたラウンドのダイヤモンドは、カラークラリティカラット重量が同じだとしても、カットの質が悪いものよりも輝きが強く、ファイアーとシンチレーションも多くなります。

0.96カラットのメレーがちりばめられたプラチナのツイストバンドに囲まれた1.36カラットのラウンドブリリアントカットのダイヤモンド。

0.96カラットのメレーがちりばめられたプラチナのツイストバンドに囲まれた1.36ctのラウンドブリリアントカットのダイヤモンド。提供: 1stdibs.com

ガードルが極端に薄かったり、「ナイフのように尖って」いたりするダイヤモンド、またはガードルの近くにインクルージョンがあるダイヤモンドは避けましょう。損傷を受けやすいもろさに繋がります。ラウンドブリリアントダイヤモンドのカットの品質を確認するには、GIAダイヤモンドグレーディングレポートが付属したダイヤモンドを購入しましょう。レポートが客観的な評価を提供してくれます。エクセレントまたはベリーグッドのカットグレードを探しましょう。

プラチナに合計15カラットになる3つのエメラルドカットダイヤモンドがセットされたモダンなダイヤモンドの婚約指輪。

エメラルドカットダイヤモンドは、長きに渡り人気がある。精巧さが有名で、透徹した長方形はよくアールデコ時代に関連付けられている。このモダンなプラチナリングには、合計15カラットになる3つのエメラルドカットダイヤモンドがあしらわれている。提供: Rahaminov(ラハミノフ)

長方形のダイヤモンドの形状

長方形のダイヤモンドの形状の素晴らしい点

長方形のダイヤモンドの形状には長い歴史があり、婚約指輪ではクラシックな品の良さが高い評価を得ています。細長い形は花嫁の指を長くスレンダーに見せてくれます。最もよく見られる3種類の長方形のダイヤモンドの形は、実際は長方形の変形です。エメラルドカット、クッションカット、ラディアントカットがそれにあたります。エメラルドカット:シャープな洗練されたラインで、エメラルドカットはステップカットダイヤモンドの中では最も人気が高いカットです。長い方の4辺は2、3、ないし4本の同心状のファセットの列があり、この列により傾斜のある角が作られます。列はガードルに対し水平で、クラウンとパビリオンにあります。エメラルドカットダイヤモンドの婚約指輪は、上品さを持つ選ばれし形で長く好まれています。

星のようなダイヤモンドの集まりと、細部がミルグレインになっている長方形のクッションカットダイヤモンドの婚約指輪。

星のようなダイヤモンドの集まりと、細部がミルグレインがあしらわれた長方形のクッションカットダイヤモンドはこのセッティングのスターである。提供:Tacori(タコリ)

クッションカット:何世紀も花嫁の指を飾るクッションカットのダイヤモンドは、側面はカーブがあり、角に丸みを帯びています。一般的にクラウンは高め、テーブルは小さめ、またパビリオンは深く、キューレットファセットは大きめです。クッションカットはブリリアントカットよりもフェイスアップのときに色が多いため、クッションカットはカラーダイヤモンドととてもよく合います。クッションカットダイヤモンドは、婚約指輪にアンティークなスタイルを好む花嫁には大成功になるでしょう。

二重のダイヤモンドのヘイローで囲まれた4.00カラットのラディアントカットのダイヤモンドの婚約指輪。

将来の花嫁が、この二重のダイヤモンドのヘイローに囲まれた4.00ctのラディアントカットダイヤモンドを着けたら、喜んで「はい、誓います」と言うでしょう。提供:Uneek(ユニーク)

ラディアントカット:最新の長方形のダイヤモンドのひとつは、ラディアントカットです。ブリリアントカットの変形で1977年に登場しました。角がトリミングされた長方形またはスクエアの形の中にラウンドブリリアントカットのダイヤモンドのファイアーを誇ります。長方形のダイヤモンドの形状の注目すべき点

すべてのダイヤモンドの形と同様に、シンメトリーが長方形のダイヤモンドに重要です。向き合う側のファセットは互いに並行であるべきで、角は同一サイズにトリミングされているはずです。またキューレットはちょうど中央に位置しているべきです。

クッションカットダイヤモンドの婚約指輪。

クッションカットのダイヤモンドは古典風でもあり現代的でもある形である。提供: Sylvie Collection(シルヴィー・コレクション)

エメラルドカットは長い長方形のファセットがあるため、ブリリアントカット同様にインクルージョンが隠れません。そのため、クラリティの高さが重要です。エメラルドカットはまた、ファセッティングのステップカットのスタイルのためシンチレーションが少なくなります。たくさんのシンチレーションであれば低いカラーグレードを覆えるため、このタイプのファセットパターンはGIAのD-Zのカラースケールで色が高い評価を受けるダイヤモンドにはベストのようです。しかし、カラーダイヤモンドでは色を強調することもあります。ラディアントカットダイヤモンドでは、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを見るときと同じように、輝き、きらめき、シンチレーションを見てください。クラリティはあまり問題になりません。ブリリアントカットの変形版のファセッティングパターンは、エメラルドカットダイヤモンドでは見えやすいかもしれないインクルージョンを隠すことができるからです。

5.89カラットのエメラルドカットのダイヤモンドの婚約指輪。

この5.89ctのエメラルドカットダイヤモンドの美しさからは気品がにじみでている。提供: 1stdibs.com

スクエアのダイヤモンドの形状

スクエアダイヤモンドの形状の素晴らしい点

スクエアダイヤモンドの形は、細長い指を少し短めに見せたい女性に理想的です。また、クラシックなラウンドブリリアントに変わる現代的な形を称賛する花嫁の個性を表しています。婚約指輪にスクエア型のダイヤモンドをお探しですか。これまで述べてきたクッションカット、エメラルドカット、またラディアントカットのダイヤモンドのスクエアのバージョンに加えて、プリンセスカットやAsscher(アッシャー)カットも検討に入れましょう。

2つのテーパードバゲットがあしらわれたプリンセスカットのダイヤモンドの婚約指輪。

プリンセスカットのダイヤモンドを婚約指輪にすると、きらめきにより注目が集まる。2つのテーパードバゲットが、ほんの少しドラマを加えている。写真:Robert Weldon/GIA

1981年に作られたプリンセスカットダイヤモンドは、ブリリアントファセットの配置を変更して、目の覚めるようなきらめきとシンチレーションを与えています。全く異なるけれど驚くほどモダンな見栄えのAsscher(アッシャー)カットは、1902年に初めて登場しましたが、輝きを増すために改良が加えられ、スクエアのエメラルドカットに似ているものの、ステップファセットは大きめで、クラウンは高め、またテーブルは小さめになっています。プリンセスカットの尖った角とは異なり、Asscher(アッシャー)カットの角はトリミングされ、八角形の外観になっています。

0.55カラットのラウンドダイヤモンドに囲まれた9.57カラットのファンシーイエロー・ラディアントカットのダイヤモンドの婚約指輪。

スクエアの形とブリリアントカットの変形版のコンビネーションがお好みであれば、この0.55カラットのラウンドダイヤモンドに囲まれた9.57ctのファンシーイエロー・ラディアントカットのダイヤモンドのようなリングが気に入ることは間違いないだろう。提供:Vivid Diamonds and Jewelry(ヴィヴィッド・ダイヤモンド・アンド・ジュエリー)

スクエアダイヤモンドの形状の注目すべき点

再度申し上げますが、シンメトリーが良いものを探しましょう。ファセットは、石の中央に引いた想像上のラインの両側で一致しているべきです。テーブルや他のファセットの、明るいパターンと暗いパターンのコントラストの均衡が良いものを探しましょう。整ったプリンセスカットおよびAsscher(アッシャー)カットのダイヤモンドには、キューレットファセットが無いことがあります。石をマウントする際に考慮に入れるべき事項です。キューレットは安全のためのファセットです。ダイヤモンドがゆるんだときや、セッティングから見えている場合に、パビリオンにある先端を欠けから保護します。さらに、プリンセスカットでは、プロングまたはベゼルセッティングがポイントになった角を保護しているものを選ぶことが重要です。エメラルドカットダイヤモンドと同じように、Asscher(アッシャー)カットは、カラーレス(GIAのカラースケールでD-F)のダイヤモンド、またはカラーダイヤモンドに非常に有効です。

12プロングのプラチナセッティングにマウントされた8.06カラットのアールデコ調のダイヤモンドの婚約指輪。

1935年頃のカルティエ・パリスによるリングに付けられたスクエアのアッシャーカットダイヤモンド。アールデコ時代の骨董品の気高さを反映している。12プロングのプラチナセッティングにマウントされた8.06ctのダイヤモンド。提供: 1stdibs.com

プラチナにセットされた3.50カラットのマーキス型のダイヤモンドの婚約指輪。

繊細な先端がV型のプロングに保護され、プラチナにセットされた見事な3.50ctのマーキス型のダイヤモンド。提供: 1stdibs.com

マーキスダイヤモンドの形状

マーキスダイヤモンドの形状の素晴らしい点

王族の歴史のある魅力的な細長い形のマーキスは、国王ルイ15世の公妾だったポンパドゥル公爵夫人(Marquise de Pompadour)の口元に輪郭が似ていたためその名がついたとされています。その形から、マーキスダイヤモンドのリングは、重量が同じラウンドダイヤモンドよりもフェースアップで大きく見えます。マーキスダイヤモンドの婚約指輪はまた、指を長く細く見せてくれます。マーキスダイヤモンドの形状の注目すべき点

マーキスダイヤモンドを選ぶときは、考慮すべきことがいくつかあります。長過ぎず(長いと輝きとパターンが犠牲になるかもしれません)、短過ぎない(「太くて短い」)、マーキスが良いでしょう。でないと花嫁の指の長さの利点を失ってしまいます。先端はどちら側もシャープであるべきです。

小さめの2つのマーキスのサイドストーンがあしらわれた0.91カラットのマーキスカットダイヤモンドの婚約指輪。

この0.91ctのマーキスダイヤモンドと2つの小さめのマーキスのサイドストーンは、堂々とした上流階級の雰囲気が感じられる。提供: 1stdibs.com

マーキスダイヤモンドには、シンメトリーは非常に重要です。両側(ウィング)のカーブは同じ割合で、ダイヤモンドの中央に引いた想像上の線の片側は、正確に形とサイズがもう一方のファセットに一致しているべきです。マーキスダイヤモンドの先端は最も損傷を受けやすい場所にあるため、ガードルが少し厚めのことが多いです。マーキスダイヤモンドがプロングセットならば、両先端にはV型のプロングを選択してください。カットの良いマーキスは通常、ボウタイ パターンは最小に留められます。ダイヤモンドのボウタイ効果を見る方法も学びましょう。

18Kホワイトゴールドにセッティングされた5.31カラットのオーバルダイヤモンドの婚約指輪。

オーバルダイヤモンドが復活してきている。Rahaminov Diamonds(ラハミノフ・ダイヤモンド)のMoval Collectionの5.31カラットのダイヤモンドをあしらったこの18Kゴールドのリングを見ればその理由が分かるだろう。提供: Rahaminov Diamonds(ラハミノフ・ダイヤモンド)

オーバルダイヤモンドの形状

オーバルダイヤモンドの形状の素晴らしい点

何百年も前の形に関わらず、オーバルダイヤモンドは最近人気を得ています。その気品と、ブリリアントファセッティングスタイルでカットされたときに見せるファイアーがその理由です。加えて、面の部分が大きく、オーバルダイヤモンドは同じ重量のラウンドブリリアントダイヤモンドよりも大きく見えるかもしれません(さらに、長方形やマーキスダイヤモンドと同じく、指を長く見せてくれます)。他のファンシーシェイプに勝る利点は、エッジに丸みがあるため欠けにくくなっていることです。オーバルダイヤモンドの形状の注目すべき点

プロポーションに注目してください。長いオーバルダイヤモンドを好む方もいらっしゃいますが、カットとしては現実的ではないため、あまり見つからないでしょう。他のファンシーダイヤモンドの形のように、シンメトリーはオーバルダイヤモンドの美しさを確かめるために不可欠です。再度申し上げますが、ダイヤモンドの長さに沿って想像上のラインを引き、その中央をまたいで、2つの半分の形とファセッティングは同一であるべきです。また、上品な輪郭とサイズ、ボウタイ パターンの性質も見てください。カットの良いオーバルダイヤモンドのボウタイは、最小限に抑えられているか、全く存在しません。

2つのサイドストーンがあしらわれたオーバルダイヤモンドの婚約指輪。

オーバルカットダイヤモンドの美点は、この婚約指輪で簡単に分かるだろう。提供:Platinum Guild International(プラチナ・ギルド・インターナショナル)、USA

14Kローズゴールドにセットされた5.76カラットのペアシェイプのモルガナイトの婚約指輪。

ペアシェイプはダイヤモンドのためだけではない。実際、最新のトレンド、モルガナイトの婚約指輪に人気の高い形である。この14Kローズゴールドのリングには、5.76ctのモルガナイトがつけられ、0.58カラットのラウンドダイヤモンドに囲まれている。提供:TrueFacet.com

ペアシェイプダイヤモンドの形状

ペアシェイプダイヤモンドの形状の素晴らしい点

マーキスとラウンドブリリアントの非常に魅力的なブレンドであるペアシェイプダイヤモンドは、ダイヤモンドの形の中でも洗練された選択です。とがった先端を指先に向けて着けると、その上品なテーバード型が手を細く、また気品を増して見せてくれ、婚約指輪には最適です。

8.41ctのファンシービビッドのパープルピンクのペアシェイプダイヤモンドリング。

インスピレーションを求めている方には、この8.41ctのファンシービビッドのパープルピンクのペアシェイプダイヤモンドの他に見るものはないでしょう。これはサザビーズの香港オークションで、2014年10月7日に1770万ドル(約17.7億円)で落札された。提供:Sotheby’s(サザビーズ)

ペアシェイプダイヤモンドの形状の注目すべき点

ペアシェイプダイヤモンドにはさまざまなプロポーションがあるため、指を綺麗に見せる一品を選ぶためのオプションはたくさんあります。先端の両側のウィングをよく見て、丸みを帯びた縁が綺麗な半円を描いて対称的であるか確認しましょう。先端は最も弱い部分ですので、この部分のインクルージョンを見てください(そして避けてください)。プロングセッティングのダイヤモンドであれば、保護力を高めるためにV型プロングを使いましょう。オーバルとマーキスのダイヤモンドのように、テーブル上のボウタイのパターンはできるだけ小さいか、まったく存在しないはずです。

1.39カラットのファンシーイエローのペアシェイプダイヤモンドの婚約指輪。

この1.39ctのファンシーイエローのペアシェイプダイヤモンドは、夜空の星のように輝いている。提供: 1stdibs.com

ジュエラーのピンセットでつまんだハート型のダイヤモンド。

本当の愛を探すのと同じように、ハート型のダイヤモンドは探すのが大変。この形はクラリティの良い大きなダイヤモンドでうまくできるからである。写真:Robert Weldon/GIA

ハート型ダイヤモンドの形状

ハート型ダイヤモンドの形状の素晴らしい点

ハート型のダイヤモンドは、ロマンスを体現しています。また大きめの指にとても合います。ハート型ダイヤモンドの形状の注目すべき点

婚約指輪としてこれが最も希少なダイヤモンドの形状であるそれなりの理由があります。形の良いハート型は大きなダイヤモンド、少なくとも1.5カラットは必要です。さらに、この形ではインクルージョンが目立ちやすい傾向があるため、良いクラリティのダイヤモンドがいいでしょう。シンメトリーも鍵になります。ローブが綺麗に丸みを帯びてサイズと形、そしてファセッティングスタイルに合っているべきです。また丸みの間の凹みであるクレフトも(同様に先端も)、はっきりと綺麗な形になっているべきです。お気に入りのダイヤモンドの形の婚約指輪を購入する準備は整ったでしょうか。こちらのリンクでもっとヒントとインスピレーションを得られます。

ラウンドシェイプの婚約指輪
エメラルドカットの婚約指輪
ラディアントカットの婚約指輪
クッションカットの婚約指輪
プリンセスカットの婚約指輪
ペアシェイプの婚約指輪
オーバルシェイプの婚約指輪
ハート型の婚約指輪