ハート型の婚約指輪はまさにロマンティックで、完璧な愛の象徴です。 ところが、ハート型のダイヤモンドはダイヤモンドの婚約指輪としてはあまり見られないということをご存知ですか?
これには数多くの理由があります。 おそらく最初に上がるのは、ハート型には大きめのダイヤモンドが適しているということです。少なくとも、半カラットのサイズが必要です。 あまり見られないとは言っても、ハート型ダイヤモンドは注目を集めつつあります。 もしあなたがハート型の婚約指輪を心に決めていらっしゃるならば、以下に続く完璧な一品を選ぶためのヒントをぜひご覧ください。
ハート型の婚約指輪:アウトラインと対称性が最重要
アウトラインは昔ながらのハート型を反映している必要があります。 ローブが尖っていたり、ウィングがかなり平らになってたりと、矢じりのようなアウトラインを表しているものを見ることもあるでしょう。 対称性はこの形のダイヤモンドの品質を表す重要な指針です。 (愛情の証に歪んだものを好む人がいるでしょうか?)ダイヤモンドのハートの横幅が縦の長さよりも長いことも珍しくはありませんが、ハート型の左右はともに大きさも形も合っているべきです。
ジュエリーストアで役立つヒント:
1. 見つめているダイヤモンドの中央に、縦線を想像で描いてみてください。
2. ハートのどちら側の半分も、クレフト(中央のV字の割れ目の辺り)からローブ(丸くなっている部分)、そして先端まで、大きさや形が合っているかチェックしてください。
3. 対称なハート型ダイヤモンドで、長さ対幅の比が1:1から1:1.2であるべきです。
ロマンスは不安定になることもあるが、この1.08カラット(ct)のパヴェセットのイエローダイヤモンドに囲まれたファンシーイエローの7.02カラットの対称性のあるハート型のダイヤモンドは、しっかりと安定している。
左右は全く同じ形に見える。 提供: Norman Silverman
ハート型ダイヤモンドにも、非対称のものがたくさんあるのを見るでしょう。 その例としては、長さ対幅の比率が悪いもの、ウィングが歪んだもの、先端がきれいに作られていないものなどがあります。 下の非対称なハート型ダイヤモンドを見てみましょう。
この石に見られるように、高い肩の部分の盛り上がり、やや平らなウィング部分、横の長さに対して縦が短めであるなど、非対称になるとハート型の本来持っている魅力を損なってしまう。
ハート型の婚約指輪:クラリティが肝心
クラリティ特徴はハート型ダイヤモンドでは容易に目についてしまします。 ダイヤモンドのクラリティが良い石を探すことが最善です。 目に見えるインクルージョンがあるダイヤモンドは、美しさを損ない、耐久性と価値に影響するため、避けましょう。
本当に傷は無いか?近づいてよく見ること、それとGIAダイヤモンドレポートだけが、それを証明してくれる。 パヴェセットになったダイヤモンドに囲われた1.25ctのハート型ダイヤモンドが特徴のこの美しいプラチナリングは、愛する女性にあなたの愛を確かに伝えてくれる。 提供: Leo Ingwer
ハート型の婚約指輪:セッティング
ほとんどのハート型の婚約指輪は比較的デザインがシンプルです。流れるようなスタイルがダイヤモンドの形の特別なシルエットを強調しています。それ自体がもつたくさんの物語を聞かせてくれます。 クラシックなソリティアのセッティングや、中央のダイヤモンドのアウトラインを小さなパヴェセットの石で囲ったエレガントなヘイローデザインを検討しましょう。
メレーでハート型のダイヤモンドを囲み、ヘイローセッティングにして先端を保護する。これで素晴らしいリングを作り出している。 提供: Yael Designs
現実的な問題として、ハート型ダイヤモンドの先端が保護されているダイヤモンド婚約指輪を探すことが賢明です。石でも最もダメージを受けやすい部分だからです。 夢に描いているハートを見つけたら、守りたくなるものでしょう。
シンプルだけど驚くようなこの素晴らしいファンシーブラウンイエローの1.03ctのハート型ダイヤモンドは婚約指輪に完璧である。
提供: Mark Broumand
ショッピングに行く準備はできましたか。私たちのブログの記事、ハート型の宝石を選ぶもご覧ください。 あなたの愛を象徴する完璧なハート型の宝石を選ぶための詳細を記しています。
メイン画像:Per Lei のシングルシャンクのハート型婚約指輪。 提供: Danhov