すべてのダイヤモンドは４Cで特徴を表すことができます
厳格な基準がなければ、ダイヤモンドの特徴、品質、価値には解釈によって違いが生まれてしまいます。
ダイヤモンド選びはとても個人的な決断ですが、ダイヤモンドの評価には常に正確さが求められます。
そこでGIAがお役に立てるのです。
４Cはグローバル・スタンダードです
4Cはすべての人のためのものです。 このフレームワークは、ご自身のダイヤモンドをよりよく理解するためのものであり、また、ご自身のダイヤモンドの特性を正確に評価するためのものでもあります。
これは、世界のダイヤモンド業界において、明確な情報、統一された慣行、科学的なグレーディング、透明性のある評価を保証する最善の方法です。 4Cは、GIAの数ある革新的な貢献のひとつであり、多くの消費者を支援し続けていることを、私たちは大変誇りに思っています。
GIAは、この基準を最も厳格に守り、世界中のすべてのGIAラボラトリーで客観的で一貫性のあるダイヤモンドの鑑定結果を提供しています。 GIAの用語は世界中で採用されていますが、正規のGIAラボラトリー独自の機器と試行錯誤を重ねた手順を踏襲することによってのみ、これらの基準を最も厳格に適用することができます。
クラリティが定義される前、 評価方法は混沌としていました
人々がダイヤモンドを探し求めて以来、商人たちはダイヤモンドを表現する方法を生み出してきました。
GIAが4Cを開発する前は、無色の石は ウォーター（水）と表現されたり、クラリティの表現には傷ありまたは傷なしなどが使われ、カットは良好といったような言葉で説明されていました。 一貫して使用されていたのはカラット重量のみであり、その歴史は1500年代にまで遡ります。
宝石商がお客様にダイヤモンドの特徴を正確に伝えるのに苦労していたのは言うまでもありません。 このため、宝石商に対する不信感が増し、結果的にはダイヤモンドを購入する消費者のリスクは高まるばかりでした。
一度に1つのCの基準を設定
1940年代、GIAの創設者であるロバート・M・シプリーは、ファセットカットされたダイヤモンドを特徴づける4つの要素を学生が覚えられるように、「ダイヤモンド品質の4C」というフレーズを発案しました。
このコンセプトはシンプルなものでしたが、結果的に業界に革命をもたらしました。
ロバート・M・シプリーの最大の功績のひとつである4Cは、一般の人々だけでなく、世界の宝石・ジュエリー業界に対してGIAが行った貢献として最も広く認められたものの１つとなりました。
4Cという用語はすぐに業界の専門用語のひとつとなり、GIAの教育コースを通じて普及し、国際的に認識されるようになりました。
シプリーの後継者であるリチャード・T・リディコートは、同僚のレスター・ベンソン、ジョセフ・フィリップス、ロバート・クラウニングシールド、バート・クラッシュとともに、4Cを世界的に利用されるシステム、GIAインターナショナル・ダイヤモンド・グレーディング・システム™へと展開していきました。このシステムには、ダイヤモンドのGIA D-to-ZカラースケールとGIAクラリティ スケールの両方が含まれています。
1953年に導入されたGIAのD-to-Zカラースケールは、ダイヤモンドのカラーを評価するための基準を定めたものです。 評価の手順には、光や背景の制御、比較のためのマスターストーンの使用が含まれます。
また、リディコートと同僚は、ラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドの理想的なプロポーションも標準化しました。 この結果、2006年にラウンド ブリリアント カット ダイヤモンド向けのダイヤモンド カット グレーディング システムが導入されました。
写真提供：Sotheby’s（サザビーズ）
ダイヤモンドのグレーディングは科学です
4CとGIAインターナショナル・ダイヤモンド・グレーディング・システム™ダイヤモンドの科学的な鑑定方法を確立し、世界共通のコミュニケーション言語を生み出しました。さらに、最も重要なこととして、ダイヤモンドを購入されるお客様が、自分が何を購入しているかを正確に理解できるようになりました。
現在、4Cは世界中であらゆるダイヤモンドの品質を評価することのできる普遍的な方法となっています。 4Cの考案者であるGIAは、政府機関、オークションハウス、そして世界の宝石学界から、精密なダイヤモンド鑑定の第一人者として信頼されています。
専門知識を あなたのお手元に
自信を持ってダイヤモンドを購入するのに、ご自分が宝石鑑定士である必要はありません。 GIAレポートがどこで見つけられるかを知るだけで十分なのです。
GIAはダイヤモンドの鑑定における信頼基準です。 今すぐGIAアプリをダウンロードして、4Cについての詳細を学び、GIAレポートについて調べてみましょう。
GIAレポート チェック
お持ちのGIAレポート番号を使用して、GIAグレーディング レポートの結果にアクセスしてください。
