ダイヤモンドのクラリティ(透明度)

ダイヤモンドのクラリティ(透明度)とは、インクルージョン(内包物)やブレミッシュが無いことの程度を表します。

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天然ダイヤモンドは、炭素が強烈な熱と地球深部の圧力にさらされた結果としてできたものです。 このプロセスは、「インクルージョン」と呼ばれる様々な内部の特徴と、「ブレミッシュ」と呼ばれる外部の特徴という結果をもたらすことがあります。

ダイヤモンドのクラリティ評価には、こうした特徴の数、大きさ、レリーフ、性質、およびそれらの位置の判定、そしてこのような要素が石の外観に与える影響が含まれます。 完全に不純物のないダイヤモンドはありませんが、それに近づくほど価値は高くなります。

GIAダイヤモンドクラリティスケールには6つのカテゴリーがあり、そのうちのいくつかは細分化され、合計で11の等級となっています。

  • フローレス(FL) 10倍の倍率でインクル―ジョン、ブレミッシュがともに見られない
  • インターナリーフローレス(IF) 10倍の倍率でインクルージョンが見られない
  • ベリーベリースライトリ―インクル―デッド(VVS1およびVVS2 インクル―ジョンが非常にわずかなため、熟練したグレーダーが10倍の倍率で見ても確認が困難
  • ベリースライトリ―インクル―デッド(VS1およびVS2)10倍の倍率でインクル―ジョンがなんとか確認できるが、微少と特徴づけられる程度
  • スライトリ―インクル―デッド(SI1およびSI インクル―ジョンが10倍の倍率で見て確認できる
  • インクル―デッド(I1I2I3 インクル―ジョンが10倍の倍率で容易に確認でき、透明度や輝きに影響を与える可能性あり

この短いビデオでは、GIAのクラリティスケールと、フローレスからI3までのクラリティグレードでダイヤモンドを分類する方法について説明します。この分類は10倍の倍率のルーペと顕微鏡を使用し、ダイヤモンドのインクル―ジョンを観察、プロッティングすることによって行います。

多くの場合、インクル―ジョンや傷は非常に小さいため、訓練を受けたダイヤモンドグレーダー以外の者には確認することができません。 肉眼では、VS1とSI2のダイヤモンドはまったく同一に見えるかもしれませんが、これらのダイヤモンドは全体的な品質の面ではかなり異なります。 専門家による正確なダイヤモンドのクラリティ評価が極めて重要なのはそのためです。

GIAクラリティスケールが作られた背景とは?

カラースケールの場合と同様、宝石商が「ルーペクリーン」や「ピケ」など、誤解が生じる可能性のある用語を使用していたことから、GIAのクラリティグレーディングシステムが開発されました。今日では、外国でダイヤモンドを買った場合など、宝石商の話す言語がたとえ英語以外(日本語やフランス語など)であっても、VVS1やSI2といった用語が使われるはずです。

インクル―ジョンの原因は何ですか?

小さな結晶は、形成時にダイヤモンド内に閉じ込められることがあります。 結晶が成長するにつれ、原子構造に不規則性が発生することがあります。